名濃バイパス(国道41号)、2024年2月20日に全6車線化へ
国道41号名濃バイパスの愛知県小牧市-犬山市間の6車線化工事が、2024年2月20日6時に完了する予定だと、国土交通省愛知国道事務所が発表しました。高速道路の小牧インターチェンジ(IC)へのアクセス時間が短縮できるなど産業面のメリットもあると説明しています。
国道41号名濃バイパスの愛知県小牧市-犬山市間の6車線化工事が、2024年2月20日6時に完了する予定だと、国土交通省愛知国道事務所が発表しました。高速道路の小牧インターチェンジ(IC)へのアクセス時間が短縮できるなど産業面のメリットもあると説明しています。
国交省によると、国道41号名濃バイパスとは、愛知県小牧市村中-犬山市五郎丸の延長7.0kmで、4車線から6車線(片側3車線)に拡幅する事業です。
国道41号は愛知県名古屋市から岐阜県美濃加茂市へ至る主要幹線道路で慢性的な渋滞が課題となっていました。バイパスの6車線化により、交通容量の拡大による渋滞緩和や、高速道路の小牧インターへのアクセス性の向上を目的としています。
村中交差点から南新田交差点間(延長 5.6km)は6車線での整備が完了しており、残る南新田交差点-五郎丸交差点間(延長1.4km)について、6車線への切り替えが2024年2月20日午前6時に完了する予定だといいます。
国道41号名濃バイパス周辺は、製造業や運輸業が集積していることから、国交省は6車線化により物流の効率化が期待できると説明。
犬山市五郎丸から小牧ICへの移動速度が1.2~1.5倍に向上し、所要時間が13分短縮され16分になると見込んでいます。これにより交通のピークである7時台の小牧IC15分圏内事業所数が3700事業所から4300事業所に拡大するシミュレーションしています。
また、名古屋方面や名神高速などからの観光施設へのアクセス時間が短縮することで、犬山城やリトルワールド、明治村など周遊観光の活性化に期待できるとしています。
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