社員27人で売上高70億円 心理的安全性を高める大都の職場へ【前編】
大阪・生野の元工具問屋で、1937年創業のベンチャー企業を掲げる「大都」は、工具のインターネット販売で、事業を再成長させてきました。従業員27人で売上高70億円。その生産性の高さはどこから生まれているのでしょうか?アトツギ写真部の榎並幹也さんが、代表取締役の山田岳人さん(イングリッシュネーム:Jack)に案内されて職場の様子を伝えます。
大阪・生野の元工具問屋で、1937年創業のベンチャー企業を掲げる「大都」は、工具のインターネット販売で、事業を再成長させてきました。従業員27人で売上高70億円。その生産性の高さはどこから生まれているのでしょうか?アトツギ写真部の榎並幹也さんが、代表取締役の山田岳人さん(イングリッシュネーム:Jack)に案内されて職場の様子を伝えます。
大都の公式サイトによると、1937年に大阪市天王寺区で利器工匠具の販売を開始したのが始まりです。Jackは3代目。2002年にオンライン通販事業に参入し、事業転換を図ります。
国内で最大級のDIY専門オンラインショップ「DIY FACTORY」のほか、2023年からは、事業者向け通販サイト「トラノテ」も運営しています。
すでに卸売業からは撤退していますが、仕入先である工具や塗料メーカーなどとの取引はオンライン事業を通じて継続しているといいます。
アトツギ写真は「後継ぎが持つ課題を写真・ビジュアルの力で相互に解決する」という考えのもと、利他の精神をもって活動する写真コミュニティです。巽クレアティフの高栁実さんとエナテックの榎並幹也さんが、工具問屋だったころの面影が残る大都のオフィスへ訪れました。
「仲良しチームを作りたいわけじゃない」と話すJack。前半では、心理的安全性を高め、生産性を向上させようとしているオフィスを紹介します。
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