空港で靴を脱ぐ保安検査を廃止 アメリカで2025年7月8日から

アメリカの国土安全保障省(DHS)のクリスティ・ノーム長官は、2025年7月8日から、アメリカ国内空港の保安検査場で乗客が靴を脱ぐ必要がなくなるという方針を発表し、即時発行しました。20年にわたり、手荷物検査における「靴を脱ぐ」という義務から旅行者が解放されることになりました。
アメリカの国土安全保障省(DHS)のクリスティ・ノーム長官は、2025年7月8日から、アメリカ国内空港の保安検査場で乗客が靴を脱ぐ必要がなくなるという方針を発表し、即時発行しました。20年にわたり、手荷物検査における「靴を脱ぐ」という義務から旅行者が解放されることになりました。
空港で靴を脱ぐ状態での保安検査は、2001年に発生した航空機の爆破未遂事件の後、2006年8月に義務化されました。
TSA(運輸保安庁)の公式サイトによると、今回、空港で靴を脱ぐ保安検査を廃止するのは、旅行者へのホスピタリティを向上させ、TSA(運輸保安庁)の保安検査プロセスを効率化し、結果として待ち時間を短縮することを主な目的としていると説明しています。
さらに、この方針転換の背景には、最先端の技術的進歩と多層的なセキュリティアプローチがあるといいます。ただし、この変更後も、乗客は身元確認や保安検査は必要で、一部の乗客が靴を脱ぐことを求められる場合があります。
この「靴を脱ぐ」方針の廃止は、トランプ政権が発足して以来、DHSが実施してきた一連の政策変更の一つです。
このほか、DHSとTSAは7月2日には、制服を着た軍人およびその家族にTSA PreCheck登録割引や一部空港での迅速なアクセスレーンなどの特典を提供する「Serve with Honor, Travel with Ease」プログラムを発表しました。
おすすめのニュース、取材余話、イベントの優先案内など「ツギノジダイ」を一層お楽しみいただける情報を定期的に配信しています。メルマガを購読したい方は、会員登録をお願いいたします。
朝日インタラクティブが運営する「ツギノジダイ」は、中小企業の経営者や後継者、後を継ごうか迷っている人たちに寄り添うメディアです。さまざまな事業承継の選択肢や必要な基礎知識を紹介します。
さらに会社を継いだ経営者のインタビューや売り上げアップ、経営改革に役立つ事例など、次の時代を勝ち抜くヒントをお届けします。企業が今ある理由は、顧客に選ばれて続けてきたからです。刻々と変化する経営環境に柔軟に対応し、それぞれの強みを生かせば、さらに成長できます。
ツギノジダイは後継者不足という社会課題の解決に向けて、みなさまと一緒に考えていきます。