きっかけはスタートアップ向けの記事

 Twitterで拡散された、その記事は、スタートアップや起業家などを支援するためのインフラ作りをしている「プロトスター」のオウンドメディア『StartupList』に掲載された「新型コロナウイルス対策融資・保証まとめ」。著者はスタートアップの創業期の資金調達を専門とする「INQ」代表の若林哲平さんです。

ほぼ徹夜で作り上げたフローチャート

 「新型コロナウイルスの影響を受けた事業者さんを支援する制度がいろいろ出てきたタイミングで、そろそろ情報をまとめて発信しなくては、と準備はしていたんです」

「INQ」代表の若林哲平さん

 そう考えていたINQ代表の若林哲平さん。ちょうどその時、協力関係のあったプロトスターのCCOである栗島祐介さんから、融資にフォーカスした形でまとめをつくって『StartupList』に寄稿してくれないかというオファーを受けました。

 はい・いいえで答えていくと必要な制度がわかるグラフィカルでわかりやすいまとめ記事は「ほぼ徹夜で作りました」。ただ、このアイディアはまったくのゼロから出てきたものではないと言います。

 「自社で『INQ MAGAZINE』というオウンドメディアを作っているのですが、ベルフェイスのPdMであり複数のスタートアップでマーケティング支援をしている石田啓さんに『はい・いいえで答えていったら自分がどの融資に当てはまるかわかるフローチャートを作ってみたら』というアドバイスをいただいて作ってみた経験があったんですね。その教えを思い出したんです」

 記事は内閣府の石井芳明氏、東京都副知事の宮坂学氏、起業家の孫泰蔵氏などの著名人や多くの人にシェアされ、広がっていきました。それを見逃さなかったのが、中小企業庁金融課課長補佐の田口周平さんです。

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