検温や接客、受付が無人化 コロナ禍で広がる非接触ツールとは

新型コロナの感染予防のための自動検温や非対面式の受付など、業務の非接触化が進んでいます。どんなサービスがあるのかについて、AIポータルメディアを運営するアイスマイリーが5つの場面に分けた「非接触AIカオスマップ」にまとめました。記事の後半でカオスマップに登場するサービス・企業の一覧を紹介します。
新型コロナの感染予防のための自動検温や非対面式の受付など、業務の非接触化が進んでいます。どんなサービスがあるのかについて、AIポータルメディアを運営するアイスマイリーが5つの場面に分けた「非接触AIカオスマップ」にまとめました。記事の後半でカオスマップに登場するサービス・企業の一覧を紹介します。
非接触AIとは、「人と人が対面で行う活動や業務を無人もしくはリモート化するAIサービスの総称」とアイスマイリーは定義づけています。非接触AIは、たとえば3つの場面で活躍しています。
自動検温のシステムは、店舗やオフィスなどでの新型コロナウイルスの感染拡大のため多くの施設で導入されました。これまでのAIによる顔認証技術をつかって額の位置を特定し、額と判別した複数の箇所で温度を検知するといった非接触の自動検温も増えています。
検温は大きく分けて、一人ずつ検温する「タブレット型」と、ウォークスルーで複数人の検温ができる「三脚設置型」の2種類に分けられます。
これまでも無人の受付システムは広がっていましたが、電話の受話器やタッチパネルを操作する必要がありました。そこで、いまでは「空中ディスプレイ」と呼ばれる非接触操作ディスプレイや顔認証、音声認識などの技術が導入されています。病院での問診や受付も非接触で済ませられる製品が登場しています。
接客業も大きく変わろうとしています。たとえば、対面業務が当たり前だった小売業でも、音声による非接触型の受付端末やアバターを使った「リモート接客」などを取り入れる企業が増えてきました。
こうした非接触AIのサービスが増えるなか、アイスマイリーは製品の特徴や導入事例、製品ページ内の利用シーンを整理し、5つに分類して、カオスマップとして公開しました。ただし、公開情報をもとにアイスマイリーがまとめたもので、網羅性や正確性を完全に担保するものではない、と説明しています。
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