「ぐるなび」アプリに脆弱性【フィッシング被害のおそれ】更新を呼びかけ
スマートフォンアプリ「ぐるなび」には、アクセス制限不備の脆弱性があり、結果として、フィッシングなどの被害にあう可能性があるとして、ぐるなびは2021年4月14日、脆弱性対策情報ポータルサイト上で最新版へのアップデートを呼びかけました。
スマートフォンアプリ「ぐるなび」には、アクセス制限不備の脆弱性があり、結果として、フィッシングなどの被害にあう可能性があるとして、ぐるなびは2021年4月14日、脆弱性対策情報ポータルサイト上で最新版へのアップデートを呼びかけました。
ぐるなびアプリとは、「感染症対策のあるお店」「個室席」など様々な検索ニーズに合わせた飲食店の検索や予約ができるスマホ向けのアプリです。
ぐるなびアプリには、リクエストされた URL にアクセスする機能が実装されています。この機能には、任意のアプリからリクエストを受け取りアクセスしてしまう、アクセス制限不備の脆弱性 (CWE-284) がありました。
脆弱性とは、コンピューターのOSやソフトウェアがきちんと仕様通りに作られていても外部から攻撃するときの弱点となるもののことです。
悪意する第三者がこの脆弱性を悪用すると、任意のウェブサイトにアクセスさせられる可能性があり、フィッシングなどにあう可能性があります。
ぐるなび側から脆弱性対策情報ポータルサイト「JVN(Japan Vulnerability Notes)」に情報提供がありました。
脆弱性が確認されているアプリのバージョンは次の通りです。
アプリをダウンロードできるストアで、この脆弱性に対応済みの最新バージョンに更新してください。
おすすめのニュース、取材余話、イベントの優先案内など「ツギノジダイ」を一層お楽しみいただける情報を定期的に配信しています。メルマガを購読したい方は、会員登録をお願いいたします。
朝日インタラクティブが運営する「ツギノジダイ」は、中小企業の経営者や後継者、後を継ごうか迷っている人たちに寄り添うメディアです。さまざまな事業承継の選択肢や必要な基礎知識を紹介します。
さらに会社を継いだ経営者のインタビューや売り上げアップ、経営改革に役立つ事例など、次の時代を勝ち抜くヒントをお届けします。企業が今ある理由は、顧客に選ばれて続けてきたからです。刻々と変化する経営環境に柔軟に対応し、それぞれの強みを生かせば、さらに成長できます。
ツギノジダイは後継者不足という社会課題の解決に向けて、みなさまと一緒に考えていきます。