AdobeがAdobe Acrobatなどのセキュリティ更新を呼びかけ
Adobe(アドビ)は2021 年5月11日、Adobe AcrobatとReaderの脆弱性に対する更新プログラムを公開しました。優先度は最も高く「深刻な脆弱性と重大な脆弱性に複数に対応している」と説明しています。情報処理推進機構(IPA)も「脆弱性を悪用した攻撃が確認されたとアナウンスがされているため、至急、修正プログラムを適用して下さい」と注意を呼びかけています。
Adobe(アドビ)は2021 年5月11日、Adobe AcrobatとReaderの脆弱性に対する更新プログラムを公開しました。優先度は最も高く「深刻な脆弱性と重大な脆弱性に複数に対応している」と説明しています。情報処理推進機構(IPA)も「脆弱性を悪用した攻撃が確認されたとアナウンスがされているため、至急、修正プログラムを適用して下さい」と注意を呼びかけています。
脆弱性が見つかり、セキュリティ更新が必要なソフトは次の通りです。
Acrobat DC(Continuous)
2021.001.20150 およびそれ以前のバージョン (Windows)
2021.001.20149 およびそれ以前のバージョン (macOS)
Acrobat Reader DC(Continuous)
2021.001.20150 およびそれ以前のバージョン (Windows)
2021.001.20149 およびそれ以前のバージョン (macOS)
Acrobat 2020(Classic 2020)
2020.001.30020 およびそれ以前のバージョン (Windows)
2020.001.30020 およびそれ以前のバージョン (macOS)
Acrobat Reader 2020(Classic 2020)
2020.001.30020 およびそれ以前のバージョン (Windows)
2020.001.30020 およびそれ以前のバージョン (macOS)
Acrobat 2017(Classic 2017)
2017.011.30194 およびそれ以前のバージョン (Windows)
2017.011.30194 およびそれ以前のバージョン (macOS)
Acrobat Reader 2017(Classic 2017)
2017.011.30194 およびそれ以前のバージョン (Windows)
2017.011.30194 およびそれ以前のバージョン (macOS)
脆弱性とは、情報セキュリティ上の「弱点」や「ほころび」のことで、コンピューターのOSやソフトウェアがきちんと仕様通りに作られていても外部から攻撃されうる弱点となります。
Adobeによると、今回の脆弱性で、Windows上のAdobe Readerユーザーを標的とした攻撃で実際に悪用されたという報告を受けているといいます。
最新版への更新方法は次の通りです。
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