【写真特集】ブラックサンダーの歴代パッケージ
有楽製菓(東京都小平市)が1994年に売り出したチョコレート菓子「ブラックサンダー」。売れない冬の時代がしばらく続いていましたが、パッケージのリニューアルとともにじわじわ人気が高まり、2018年にはシリーズ年間2億個を売り上げるヒット商品となりました。「おいしさイナズマ級!」「若い女性に大ヒット中!」といったユニークなキャッチコピーはいつから登場したのか。歴代のパッケージとともに紹介します。
有楽製菓(東京都小平市)が1994年に売り出したチョコレート菓子「ブラックサンダー」。売れない冬の時代がしばらく続いていましたが、パッケージのリニューアルとともにじわじわ人気が高まり、2018年にはシリーズ年間2億個を売り上げるヒット商品となりました。「おいしさイナズマ級!」「若い女性に大ヒット中!」といったユニークなキャッチコピーはいつから登場したのか。歴代のパッケージとともに紹介します。
1994年に発売されたブラックサンダーですが、販売不振のため95年には一度生産を終了しました。復活をのぞむ一部の声をうけて96年に販売を再開したものの、しばらくは冬の時代が続きます。
風向きが変わり始めたのは、3代目パッケージとなった2003年以降。大学の生協で人気が広がり、ベストセラーの書籍『生協の白石さん』で取り上げられた06年には年間販売個数が2000万個を超えました。
さらなるブレイクは08年。有名体操選手がブラックサンダーを「好きです」と公言したことで注目が集まり、年間販売個数が4500万個を突破。翌09年には倍増し、年間1億個に達します。
その後も「ひと目で義理とわかるチョコ」のコピーを打ち出した2013年のバレンタインなど、ユニークな企画で話題を集めます。18年にはシリーズの年間販売本数が2億個の大台に乗りました。
大手IT企業を経て家業に戻り、13年のバレンタイン企画などを手がけた3代目社長・河合辰信さんのストーリーはこちらで読めます。
1994年に誕生した初代パッケージ。商品名はアルファベットのみでフリガナもありません。黒に金という基本的な配色はこのときから確立されていました。
2000年から登場した2代目パッケージ。商品名にフリガナがつき、「おいしさイナズマ級!」のキャッチコピーが出現しました。
2003年に登場し、「風向きが変わった」と言われる3代目パッケージ。商品名が英語からカタカナに変わり、「若い女性に大ヒット中!」のキャッチコピーが出現しました。大学生協で話題になり、じわじわと人気が出始めます。
2017年に登場した4代目パッケージ。3代目の登場から14年たった、ひさしぶりのリニューアルとなりました。カバーチョコレートの比率がアップし、「パワーアップ!」「CHOCO BAR JAPAN!」のキャッチコピーが追加されています。
2019年に登場した5代目パッケージ。誕生25周年のロゴが追加されています。「若い女性に大ヒット中!」のコピーは姿を消しました。
2020年から登場した6代目パッケージ。5代目と似ているようにも見えますが、商品名の「ブ」の形などロゴが変わっています。
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