目次

  1. 新規事業「看板コンサルティング」を伝えるには?
  2. メンターが最初に投げかけた疑問とは

 メンタリングを受けたのは、「立て看板」や「ディスプレイ什器」の製造・販売を手がける「常磐精工」3代目後継ぎの喜井翔太郎さん。

喜井翔太郎さんのプロフィール

 コロナ禍で売り上げが落ち込んでいる飲食店に対し、後払い分割購入できる割賦販売のサービスを提案しています。このサービスの可能性を、3月に開催された「アトツギ甲子園」審査員や聴衆に感じてもらうにはどうブラッシュアップすれば良いのか、迷っていました。

 この相談を受けたのが、日米で5社を起業し、2019年に600社をメンタリングした田所雅之さんです。「起業の科学」などの著書でも知られており、実際にメンタリングを受けられるオンラインコミュニティ「スタートアップ経営者塾」も開催しています。

田所雅之さんのプロフィール

 公開メンタリングでは、喜井さんのピッチに対し、田所さんが最初に投げかけた疑問が「聴衆の設定は誰か?プレゼンを聞いた人をどう動かしたいのか?」でした。

 田所さんが一つひとつ改善点をしていくなかで、とくに時間を割いて助言したのが、ビジネスモデルの見せ方です。飲食店が現状抱えている課題、それを新サービスでどう解決するのか、常磐精工の提供価値をチャート形式でまとめることでわかりやすく整理しました。

 動画の後半では、中小企業での新規事業を立ち上げるときのポイントなども対談形式で紹介しています。ツギノジダイに会員登録頂いた方は、下記の動画をご視聴頂けます。

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