目次

  1. 【1】1on1ミーティングの好事例:山陽タクシー
  2. 【2】「やってみなはれ精神」を体現:山田製玉部
  3. 【3】家業を副業にする継ぎ方:藤崎ブルーベリーファーム 
  4. 【4】「失敗のコストが研修費」という名言:木の屋石巻水産
  5. 【5】ブランド作りの実践例:大磯屋製麺所
  6. 【総括】経営者にも求められる「聞く力」
山陽タクシー社長の山下峻さん。かつては横浜DeNAベイスターズに所属していました(2021年6月、朝日新聞社撮影)

 タクシー会社の経営革新の好事例と思って記事を読みました。一つ一つは小さなことからもしれませんが、それを積み上げて、成果を出し続けている姿勢に素直に脱帽です。

 この中で私が特に注目したのは 1on1ミーティングのやり方です。最近、リーダーと部下が一対一で面談する1on1ミーティングが流行していますが、各方面からやり方がわからないという声をよく聞きます。この記事の事例では、部下から受けた提案などについては、放置せず、期日を決めて、きちんと実行し、無理なものはきちんと理由をつけて出来ないと説明しているとのことでした。上司に進言したものの、何もリアクションがなければ、社員はやる気を失います。この会社は部下の話に真摯に対応しており、1on1ミーティングを有効活用する方法として注目されます。

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