イベント割とは チケット割引いつから?GoToイベントとの違いを紹介
イベント割とは、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を受けた人や陰性を証明できる人を対象に、映画やコンサートのチケット代を割り引く事業です。GoToイベントとの違いや補助額、対象となるイベントの要件について公募要領の情報をもとに整理しました。
イベント割とは、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を受けた人や陰性を証明できる人を対象に、映画やコンサートのチケット代を割り引く事業です。GoToイベントとの違いや補助額、対象となるイベントの要件について公募要領の情報をもとに整理しました。
イベント割の公式サイトによると、イベント割とは、新型コロナの感染防止を徹底し、雇用の維持と事業の継続を最優先に取り組むとともに、チケットの割引により、甚大な影響を受けている文化芸術やスポーツに関するイベントの需要喚起を図ることを目的にした事業です。
登録チケット販売事業者を通じて、チケット1枚あたり通常価格の2割分(原則2000円が上限)を、消費者に給付します。
イベント参加者のワクチン接種歴または陰性の検査結果のいずれかが確認できることが割引の条件となります。ただし、飲食や移動・宿泊を主目的としたイベントは給付対象外です。
対象や金額は「GoToイベント」と同じですが、イベント割は参加者にワクチン接種歴または陰性の検査結果の確認を求めています。
事業の目的も、イベント・エンターテイメント業の授業喚起を目指してきたGoToイベントとは異なり、イベント割は「消費者が安心してイベントに参加できる環境を醸成することを目的としている」と説明しています。
給付対象となりうるイベントのジャンルは次の通りです。
イベントが給付対象となるためには、次の要件を満たす必要があります。
イベント主催者の場合、イベント割を活用する流れは次の通りです。
イベント割のキャンペーン期間は2022年10月11日~2023年1月31日です。ただし、予算の執行状況によっては期間中に終了する場合があるので注意が必要です。主催者やチケット販売事業者の公募などのスケジュールは次の通りです。
キャンペーン | 期間 |
---|---|
主催者公募期間 | 2021年12月28日(火)~2023年1月17日(火) |
チケット販売事業者等公募期間(事務経費を希望) | 2021年12月28日(火)~2022年12月15日(木) |
チケット販売事業者等公募期間(事務経費を希望しない) | 2021年12月28日(火)~2022年11月30日(水) |
イベント登録期間 | 2022年9月26日(月)~ 2023年1月17日(火) |
おすすめのニュース、取材余話、イベントの優先案内など「ツギノジダイ」を一層お楽しみいただける情報を定期的に配信しています。メルマガを購読したい方は、会員登録をお願いいたします。
朝日インタラクティブが運営する「ツギノジダイ」は、中小企業の経営者や後継者、後を継ごうか迷っている人たちに寄り添うメディアです。さまざまな事業承継の選択肢や必要な基礎知識を紹介します。
さらに会社を継いだ経営者のインタビューや売り上げアップ、経営改革に役立つ事例など、次の時代を勝ち抜くヒントをお届けします。企業が今ある理由は、顧客に選ばれて続けてきたからです。刻々と変化する経営環境に柔軟に対応し、それぞれの強みを生かせば、さらに成長できます。
ツギノジダイは後継者不足という社会課題の解決に向けて、みなさまと一緒に考えていきます。