【5月1日は何の日】91年前、エンパイアステートビルが開業
「実は10年前のきょう…」「きょうはこんな日なんですけど…」。取引先との雑談や、プレゼンの冒頭、社内の朝礼など、日々のビジネスシーンでのちょっとした会話のきっかけになる話題の“タネ”を紹介します。
「実は10年前のきょう…」「きょうはこんな日なんですけど…」。取引先との雑談や、プレゼンの冒頭、社内の朝礼など、日々のビジネスシーンでのちょっとした会話のきっかけになる話題の“タネ”を紹介します。
91年前の1931年5月1日、アメリカ・ニューヨークの観光名所として知られる「エンパイアステートビル」がオープンしました。
エンパイアステートビルは、102階建てで、塔の先端は地上443メートル。
3000人の職人を投入して1年と45日で完成にこぎつけたといいます。
「キング・コング」や「めぐり逢えたら」など、様々な映画の舞台となったことでも知られています。
当時の朝日新聞では、開業前の1931年4月21日付の夕刊(東京本社版)で、「飛行船をつなぐ世界一建築物完成」という見出しで報じています。
エンパイアステートビルは「世界一高いビル」でしたが、それは約40年間で終わりました。
1972年に、同じニューヨークに110階建ての「世界貿易センタービル」が完成し、「世界一高いビル」の座を譲りました(世界貿易センタービルは2001年9月のアメリカ同時多発テロ事件で倒壊)。
いまの「世界一高いビル」は、2010年に完成したアラブ首長国連邦(UAE)の経済都市・ドバイにある「ブルジュ・ハリファ」(828メートル)です。
ニューヨークは新型コロナウイルスの感染拡大で、ブロードウェーミュージカルが休止となるなど、観光面で大きな影響が出ました。
ニューヨーク観光の中心地であるマンハッタンを象徴する「エンパイアステートビル」はこれまで、年間400万人以上の観光客をひきつけてきました。
「世界一高いビル」でなくなっても、コロナ禍で苦しんでも、91年間愛されてきたビルの人気は衰えていないのではないでしょうか。
(朝日新聞社の経済メディア「bizble」で2021年5月1日に公開した記事を転載しました)
おすすめのニュース、取材余話、イベントの優先案内など「ツギノジダイ」を一層お楽しみいただける情報を定期的に配信しています。メルマガを購読したい方は、会員登録をお願いいたします。
朝日インタラクティブが運営する「ツギノジダイ」は、中小企業の経営者や後継者、後を継ごうか迷っている人たちに寄り添うメディアです。さまざまな事業承継の選択肢や必要な基礎知識を紹介します。
さらに会社を継いだ経営者のインタビューや売り上げアップ、経営改革に役立つ事例など、次の時代を勝ち抜くヒントをお届けします。企業が今ある理由は、顧客に選ばれて続けてきたからです。刻々と変化する経営環境に柔軟に対応し、それぞれの強みを生かせば、さらに成長できます。
ツギノジダイは後継者不足という社会課題の解決に向けて、みなさまと一緒に考えていきます。