29年前の1993年5月8日、横浜市の人工島に建設されたレジャー施設「横浜・八景島シーパラダイス」がオープンしました。

オープン前の1993年4月28日、報道関係者に公開されたときの様子を、当時の朝日新聞は「エスカレーターに乗って“水中散歩” 来月開館する横浜の水族館」との見出しとともに、こう伝えています。

「ぽっかりと遊び島」のキャッチフレーズで、横浜市金沢区八景島に建設されていた「横浜・八景島シーパラダイス」が完成、五月八日のオープンを前に二十八日、報道関係者に公開された。二十四ヘクタールのうち、七ヘクタールをアクアミュージアム(水族館)、遊園地、公園、マリーナなどにして「海辺の遊楽園」を目指す。 

1993年4月29日付朝日新聞朝刊(東京本社版)

「横浜・八景島シーパラダイス」には、日本最大級の水族館のほか、アトラクションや公園もあります。

このアトラクションの中には、2020年8月31日に閉園した遊園地「としまえん」(東京都練馬区)の小型の乗り物の一部が移設されています。

新型コロナウイルスの感染拡大で、緊急事態宣言が発出されていた昨年は休園を余儀なくされていた時期も。

水族館では、従業員の感染対策をしながら、休業中も生き物たちの命をつなぐために奮闘していました。

私たちも感染対策をとって、元気な生き物たちに会いに行きたいですね。 

 

(朝日新聞社の経済メディア「bizble」で2021年5月8日に公開した記事を転載しました)