【5月10日は何の日】53年前、旧国鉄が「グリーン車」を導入
「実は10年前のきょう…」「きょうはこんな日なんですけど…」。取引先との雑談や、プレゼンの冒頭、社内の朝礼など、日々のビジネスシーンでのちょっとした会話のきっかけになる話題の“タネ”を紹介します。
「実は10年前のきょう…」「きょうはこんな日なんですけど…」。取引先との雑談や、プレゼンの冒頭、社内の朝礼など、日々のビジネスシーンでのちょっとした会話のきっかけになる話題の“タネ”を紹介します。
53年前の1969年5月10日、旧国鉄の運賃改定にともない、「等級制」が廃止されました。
それまで「1等車」とされていた座席を「グリーン車」とし、そのほかを「普通車」としました。
導入前の1968年12月、旧国鉄が検討していた運賃値上げの具体案の内容を伝える当時の朝日新聞は、「国鉄、15%値上げを申請 最短区間は30円に 1等廃止 モノクラス制採用」と1面で報じています。
現在では、「グリーン車」よりも高級な「グランクラス」も登場しています。
2011年3月、東北新幹線で新型車両「E5系」の「はやぶさ」が運転をはじめ、ここに新幹線初のファーストクラス「グランクラス」が導入されました。
いまは、東北・北海道新幹線、北陸新幹線、上越新幹線でも、グランクラスが導入されています。
コロナ禍で列車に乗る機会が減った方も多いかもしれませんが、乗車する際にはぜひ列車の進化の歴史を感じてみてはいかがでしょうか。
(朝日新聞社の経済メディア「bizble」で2021年5月10日に公開した記事を転載しました)
おすすめのニュース、取材余話、イベントの優先案内など「ツギノジダイ」を一層お楽しみいただける情報を定期的に配信しています。メルマガを購読したい方は、会員登録をお願いいたします。
朝日インタラクティブが運営する「ツギノジダイ」は、中小企業の経営者や後継者、後を継ごうか迷っている人たちに寄り添うメディアです。さまざまな事業承継の選択肢や必要な基礎知識を紹介します。
さらに会社を継いだ経営者のインタビューや売り上げアップ、経営改革に役立つ事例など、次の時代を勝ち抜くヒントをお届けします。企業が今ある理由は、顧客に選ばれて続けてきたからです。刻々と変化する経営環境に柔軟に対応し、それぞれの強みを生かせば、さらに成長できます。
ツギノジダイは後継者不足という社会課題の解決に向けて、みなさまと一緒に考えていきます。