新宿から地方へのハブの拠点となったバスタ新宿=朝日新聞社

バスタ新宿は、新宿駅のまわりに点在した19カ所の高速バス乗り場を1カ所に集まった日本最大のバスターミナルです。

朝日新聞東京本社発行の2016年4月4日付朝刊

朝日新聞東京本社発行の2016年4月4日付朝刊では、バスタ新宿の開業を「日本一のバス乗り場 新宿に開業」の見出しで伝えています。

記事内では「1日の発着便が約1600便、乗降客が約4万人にのぼる日本最大のバスターミナルになる」と、バスタ新宿の規模の大きさに触れています。

東京・新宿駅前にある「バスタ新宿」。前の国道20号を高速バスが頻繁に行き来する=朝日新聞社

バスタ新宿の発着便数は想定を上回ったこともあり、国土交通省は全国の主要駅前でターミナル施設「バスタ」の整備を進めていく方針でした。

しかし、2020年に世界を襲った新型コロナウイルスの影響で、高速バスなど移動の需要が激減。

バスタ新宿の利用者数も大幅に減りました。

 

今後、新たなバスタがつくられるのはいつになるのでしょうか。

先行きは見通せません。

 

(朝日新聞社の経済メディア「bizble」で2021年4月4日に公開した記事を転載しました)