【4月2日は何の日】71年前、初めて500円札が発行される
「実は10年前のきょう…」「きょうはこんな日なんですけど…」。取引先との雑談や、プレゼンの冒頭、社内の朝礼など、日々のビジネスシーンでのちょっとした会話のきっかけになる話題の“タネ”を紹介します。
「実は10年前のきょう…」「きょうはこんな日なんですけど…」。取引先との雑談や、プレゼンの冒頭、社内の朝礼など、日々のビジネスシーンでのちょっとした会話のきっかけになる話題の“タネ”を紹介します。
500円札の表面には、幕末から明治にかけて活躍した政治家、岩倉具視の肖像が描かれ、裏面には富士山が描かれていました。
当時の朝日新聞の夕刊では、「五百円札 きょうお目見得」の見出しで、500円札発行の様子を伝えています。
現在では紙幣にさまざまな偽造防止技術が施されており、偽札が横行することはめったにありませんが、71年前はそうではなかったようです。
「ニセ千円札が都内を荒らした後なので窓口のお客も多少用心頭で受け取る初日風景だった」という記述に、今日の技術の進歩が見て取れます。
1969年には新しい500円札の発行が始まり、1982年には500円硬貨が発行されました。
1969年に発行が始まった新500円札は1985年に製造が止まったため、現在ではほとんど目にする機会はありません。
加えて、近年はキャッシュレス化が進み、紙幣を出す機会が減ったという方も多いかもしれません。
500円札が発行された日に、久しぶりに紙幣をじっくり眺めてみてはいかがでしょうか。
(朝日新聞社の経済メディア「bizble」で2021年4月2日に公開した記事を転載しました)
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