Twitterの高度な検索とは ツイート探しに便利な検索コマンドとの違い
杉本崇
(最終更新:)
Twitter検索コマンドの例
Twitterの高度な検索とは、特定のキーワードや日付、ユーザー、リツイート(RT)の多かった投稿などに絞って過去のツイートを探せる便利な機能です。高度な検索はブラウザ版Twitterで利用できますが、検索コマンドを入れればアプリ版でも検索できます。
Twitterの検索方法
Twitterは、自分の知りたいキーワードを含むツイートを検索できます。ブラウザ版でもアプリでも虫眼鏡のマークのある検索窓に、知りたいキーワードを打ち込んでください。
Twitterの検索窓
Twitterの高度な検索の手順
条件を絞って探したいときは、Twitterの「高度な検索」が便利です。手順は次の通りです。
- Twitterの検索窓に検索したいキーワードを入れる
- 検索バー右にある「…」か、ページ右上の検索フィルター内の「高度な検索」をクリック
- 検索結果を絞り込むための条件を設定
Twitterの検索窓右側の「…」から高度な検索ができる
検索時にページ右側に出る検索フィルターから高度な検索ができる
Twitterの高度な検索の使い方
Twitterのヘルプセンターによると、高度な検索は次のような選択肢があるので、目的に応じたところにキーワードを入力してください。
Twitterの高度な検索画面
単語(単語を指定 複数指定の場合は間に半角スペース)
- 特定の単語すべてを含む(例:イヌ ネコ…「イヌ」と「ネコ」両方を含む)
- 特定の単語全体を含む(例: happy hour…「happy hour」が完全一致しているキーワードを含む)
- 特定の単語のいずれかを含む(例: イヌ ネコ…「イヌ」と「ネコ」のどちらか、または両方を含む)
- 特定の単語を含まない
- 特定のハッシュタグを含む
- 言語
アカウント
- 特定のアカウントが送信
- 特定のアカウント宛て
- 特定のアカウントへの@ツイート
フィルター
- 返信と元のツイートを含める
- 返信のみ表示
- リンクを含むツイートを含める
- リンクを含むツイートのみ表示
エンゲージメント
- 返信の数の最少件数(例:280……返信が280件以上のツイートを検索)
- いいねの数の最少件数
- リツイートの最少件数
日付
高度な検索のメリット・デメリット
高度な検索を使うメリットは検索コマンドを覚えなくても使える点にあります。一方、デメリットはブラウザ版でしか使えない点が挙げられます。
Twitterの検索コマンドの種類
Twitterのアプリ版で、検索結果を絞り込みたい場合は、検索コマンドを使ってください。検索窓に「検索したいキーワード 検索コマンド」(キーワードと検索コマンドの間にはスペースを入れる)を入れて使ってください。
検索コマンドの入力例
特定ユーザーのツイート
- from:ユーザーID:特定のユーザーのツイートのみを表示
- キーワード -from:ユーザーID:特定のユーザーのツイートを除外して表示
- to:ユーザーID:特定のユーザー宛てのリプライ・メンション・返信を表示
特定の期間(yyyyには年・mmには月・ddは日を入力)
- since:yyyy-mm-dd:指定した年月日からのツイートを検索
- until:yyyy-mm-dd:指定した年月日までツイートを検索
画像・動画付きのツイート
- filter:images:画像が含まれたツイートのみを表示
- filter:videos:動画が含まれたツイートのみを表示
- filter:links:リンクを含むツイートのみを表示
指定キーワードに関するツイート
- url::指定したURLを含むツイートを表示
- ””:完全一致検索
- #:特定のハッシュタグがついたツイートを検索
- –:特定のキーワードが含まれたツイートを除外する
リツイート・いいねの数
- min_retweets::指定した数以上のリツイートがあるツイートを対象に検索
- min_faves::指定した数以上の「いいね」があるツイートを対象に検索
リツイート
- include:nativeretweets:リツイートを検索結果に含める
- filter:nativeretweets:リツイートのみを対象に検索
位置や場所に関するツイート
- near:場所 within:範囲(半径) 場所とどの範囲まで含めるかを指定して検索
- geocode: 場所を緯度・経度・範囲で指定して検索
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この記事を書いた人
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杉本崇
ツギノジダイ編集長
1980年、大阪府東大阪市生まれ。2004年朝日新聞社に記者として入社。医療や災害、科学技術・AI、環境分野、エネルギーを中心に取材。町工場の工場長を父に持ち、ライフワークとして数々の中小企業も取材を続けてきた。
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