目次

  1. Twitterの認証アカウントとは
  2. 認証条件
  3. リクエストのやり方
  4. 認証アカウントの注意点

 Twitterの公式ブログによると、認証アカウントとは、アカウントの信頼性を見極めるための一つの手段だと説明しています。認証されると、ブルーの認証済みバッジがつきます。以前の認証手順の不透明さに批判が寄せられ、3、4年前から手続きを停止していました。

 認証を受けるためには、以下の6つのカテゴリーのいずれかにあてはまる必要があります。

  • 政府機関
  • 企業、ブランド、組織
  • ニュースメディア、ジャーナリスト
  • エンターテイメント
  • スポーツ、ゲーム
  • 活動家、主催者、その他の有識者

 まず、カテゴリーごとに定められたTwitterの認証ポリシーを満たす必要がります。企業、ブランド、組織を代表するアカウントで認証を受けるには、次の3つのうちの2つを満たしてください。

  1. Googleトレンド、公開株式取引、百科事典の著名性の基準を満たし信頼できるWikipedia記事、GlobalGivingなどのデータベースなど、一般的な認知度が反映された情報においてプレゼンスが確認できる
  2. 応募日から6か月以内に、Twitterが定める条件に該当する報道機関によって取り上げられたことを示す参考資料が3件以上ある
  3. フォロワー数が、当該アカウントの地域におけるアクティブアカウントの上位0.05%以内に入る

 つぎに、プロフィール名、プロフィール画像、確認済みメールアドレス、電話番号が登録されている必要があります。

 さいごに、過去6か月以内に使用されたアクティブなアカウントであり、Twitterルールを順守した記録が残っている必要もあります。

 5月20日から数週間で、すべてのTwitter利用者が[設定とプライバシー]タブから直接、新しい認証申請を行えるようになります。画面での操作は次の通りです。

認証アカウントの申請手順(Twitter Verified@verifiedの投稿から引用)
  1. [もっと見る] アイコンをクリック
  2. [設定とプライバシー] に移動する[アカウント] に移動し、[アカウント情報] までスクロールして [認証リクエスト] をタップ
  3. [リクエストを開始] をタップ
  4. リクエストを送信すると、後ほど審査の結果が届く

 認証の可否にかかわらず、Twitter社は申請から1~4週間以内にメールで審査結果を通知します。申請が承認されると、プロフィールに自動的にブルーのバッジが表示されます。認証されず不服がある場合は、審査結果受領後30日が経過してから再度申請してください。

 Twitter社は日本時間の5月29日、受付済みの申請を確認する間、新規の申請の受け付けを一時停止すると発表。「受付はすぐに再開する」と説明しています。

 認証アカウントは、Twitterルールを守ることが求められます。ルールに繰り返し違反する認証済みアカウントはブルーのバッジを削除される可能性があります。禁じられている投稿の一部を紹介します。

  • 個人または集団に向けた暴力をほのめかす脅迫
  • テロ行為または暴力的過激主義をほのめかすことや助長すること
  • 児童の性的搾取
  • 攻撃的な行為や嫌がらせ
  • ヘイト行為
  • 自殺や自傷行為の助長や扇動
  • 写実的な暴力描写や成人向けコンテンツを含むセンシティブな画像
  • 違法または特定の規制対象商品・サービス
  • 他のユーザーの個人情報(自宅の電話番号や住所など)
  • 合意のない裸体の描写