目次

  1. もっとTokyoとは
  2. 補助が使える対象者
  3. もっとTokyoはいつからいつまで?
  4. もっとTokyoの宿泊上限
  5. 補助額 子どもは1000円上乗せ
  6. もっとTokyoの申し込み方法
  7. 利用申込書の入手方法
  8. これから参加する事業者の登録窓口は

 「もっとTokyo」は、補助によって、都民がお得な価格で都内旅行できるキャンペーンです。国の「GoToトラベル」とあわせて都内の観光事業を支援するため、東京都が2020年10月に始めました。しかし開始直後に、新型コロナウイルスの感染拡大で中断。再開の見通しがたたない「GoTo」に先んじて、2022年6~7月に試験的に再開されました。

 都の担当者によると、感染状況や専門家の意見をふまえ、9月からの再スタートを決めたということです。小池百合子知事は8月19日の定例会見で、「お盆が終わって社会経済活動が本格化するなかで、感染症の動向、専門家の意見をふまえ、トライアルで再開する。感染拡大の防止と社会経済活動との両立にむけた取り組みとして着実にすすめていく」と述べました。

 旅行の予約及び催行時点で都内に住所がある東京都民で、新型コロナのワクチンを3回以上接種したか、旅行前のPCR検査などで陰性だった人が対象です。

 ただし、都民でも都外を目的地・宿泊地とするものは対象になりません。

 接種証明などの確認方法は、東京都の特設ページから見ることができます。

 9月1日~30日の、都内を目的とする旅行が対象です。宿泊旅行では、9月30日の夜に宿に泊まって10月1日にチェックアウトする分までが対象になります。ただ都によると、感染状況次第では、実施期間中でも事業を中断する可能性があります。10月以降の実施については決まっておらず、感染状況をみながら判断するとのことです。

 もっとTokyoの利用回数に利用回数に制限はありません。 ただし、1回の旅行の宿泊上限は1人5泊です。

 補助のしくみは、これまでと変わっていません。6千円以上の宿泊旅行で1人1泊あたり5千円、3千円以上の日帰り旅行で1人1回あたり2500円の補助が受けられます。

 また子ども(2004年4月2日以降に生まれた人)には、1人1泊あたり1000円(日帰りも1回あたり1000円)の補助額が上乗せされます。

 申し込みが始まるのは9月1日の正午以降で、事業に参加する旅行会社や宿泊施設のサイトに直接申し込みます。「もっとTokyo」を扱っている事業者は、東京都の特設サイトの「取扱事業者検索」から探すことができます。

 チェックイン時に宿泊施設に提出が必要なもっとTokyoの利用申込書は、東京都の特設サイトの「申し込み方法」から入手できます。

 これまで「もっとTokyo」に参加していなかった旅行会社や宿泊事業者も、改めて登録を申請できます。申請期間は8月18日~9月1日です。詳細は、東京都の事業者向けの特設サイトにあります。