英国レザーブランド「ホワイトハウスコックス」、日本のヤマニが承継
1875年創業の英国レザーブランド「ホワイトハウスコックス(Whitehouse Cox)」が2022年末で生産中止することになり、バッグや財布、革小物を製造・販売する「ヤマニ」(本社:東京都台東区)が2023年6月にブランドの全世界の商標権を買い取る契約を交わしたと発表しました。
1875年創業の英国レザーブランド「ホワイトハウスコックス(Whitehouse Cox)」が2022年末で生産中止することになり、バッグや財布、革小物を製造・販売する「ヤマニ」(本社:東京都台東区)が2023年6月にブランドの全世界の商標権を買い取る契約を交わしたと発表しました。
ホワイトハウスコックス(Whitehouse Cox)の公式サイトなどによると、ホワイトハウス氏とサミュエル・コックス氏がイギリス・バーミンガムの北西にあるウォルソールで1875年に創業した革製品ブランドのメーカーです。
元々、鞍や手綱などの高品質な馬具用品などを作り続け、その後は馬具用に作られたブライドルレザーを生かして、その後、鞄、ベルト、財布など革製品を展開しています。
正規代理店のグリフィンインターナショナルの公式ホームページは、ホワイトハウスコックス マネジングディレクターのステファン・コックス(Stephen Cox)の手紙を公開。
2022年末で147年のブランドの歴史を閉じることを明らかにしました。後継者の不在が理由だとしています。
日本のユーザーに向けた手紙には、日本において長年愛されてきたことにも深い感謝をつづっていました。
こうしたなか、バッグや財布、革小物を製造・販売する「ヤマニ」が2023年6月、ホワイトハウスコックスのブランドの全世界の商標権を買い取る契約を交わしたと発表しました。
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