目次

  1. 宿泊予約に特化 二次流通サービス「Cansell」で創業
  2. 海外展開を目指すもコロナで断念
  3. コロナ後を見据え 長期滞在向けサービスへ
  4. 生き残るために事業転換を決断
  5. 請求業務のデジタル化で再挑戦

 「コロナが要因の一つではあるが、経営者としての見通しの甘さが招いた結果です」。山下さんはこう振り返ります。

 Cansell は2016年1月に創業。ヤフー出身のメンバー3人でスタートしました。

 起業当初はインバウンド向けの飲食店予約サービスの展開を予定していましたが、「スケールさせるのが難しい」との判断から事業転換を決定します。ここから新たな旅行系サービスを模索することになります。

Cansell(キャンセル)のサービスページ(現在は閉鎖)

 当時、フリマアプリやオークションサイトなどの二次流通市場が活況を帯びる中、山下さんが着目したのが“宿泊予約の二次流通”です。急用や病気などでホテルの予約をキャンセルせざるを得ない場合、規定のキャンセル料を支払うのは負担が大きい……。

 そんな顧客課題を解決するために2016年9月に立ち上げたのが、宿泊予約の売買サービス「Cansell(キャンセル)」です。

 キャンセルしたい宿泊予約を泊まりたい人に販売できる仕組みを構築。出品者と購入希望者のやりとりや名義変更に伴う手続きを代行し、手数料収入を得るビジネスモデルでした。

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