目次

  1. 圏央道(首都圏中央連絡自動車道)とは ジャンクション一覧
  2. 4車線化工事の進捗
  3. 圏央道の料金早見表
  4. 圏央道の大栄JCT-松尾横芝ICの2024年度の開通予定を断念

 圏央道とは、東名高速、中央道、関越道、東北道、常磐道、東関東道などの放射状に延びる高速道路を接続し、首都圏の広域的な幹線道路網を形成しています。全長約300kmのうち、約270kmが開通しており、横浜湘南道路・横浜環状南線(16.4km)は工事中で、進捗は横浜国道事務所の公式サイトで公表しています。

 千葉県の松尾横芝IC~大栄JCT(18.5km)も未開通です。

 ほかの高速道路との接続地点は以下の通りです。

  • 木更津JCT(東関東道・東京湾アクアライン)
  • 東金JCT(千葉東金道路)
  • 大栄JCT(東関東道)
  • つくばJCT(常磐道)
  • 久喜白岡JCT(東北道)
  • 鶴ヶ島JCT(関越道)
  • 八王子JCT(中央道)
  • 海老名JCT(東名)
  • 海老名南JCT(新東名)
  • 茅ヶ崎JCT(新湘南バイパス)
  • 釜利谷JCT(横浜横須賀道路)

 圏央道の車線は、基本は4車線(一部6車線)です。ただし、久喜白岡JCT-大栄JCTは2022年度から2車線から4車線化する工事が順次進んでいます。松尾横芝IC-木更津JCTもほとんどが2車線のままとなっています。

 圏央道の料金早見表は、ドラぷら (NEXCO東日本)の公式サイトで車種別に公表しています。

 国土交通省関東地方整備局などは、未開通だった千葉県の松尾横芝IC~大栄JC(18.5km)について2024年度の開通を断念することを明らかにしました。

圏央道の大栄JCT-松尾横芝ICの開通見込みについて(関東地方整備局の公式サイトから https://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/kisha_00474.pdf)

 理由について「用地未取得箇所、芝山トンネルの掘削、重金属の対応及び機能補償道路工事(跨道橋)の入札不調など工事進捗に影響が出ていることを踏まえ、現時点において全体事業工程を正確に見通すことは困難であり、引き続き精査が必要な状況」と説明しています。

 新たな開通見通しは改めて公表する予定です。