目次

  1. 東名多摩川橋のリニューアル工事、いつからいつまで?
  2. 東名多摩川橋の渋滞予測、最大5km 通過に30分以上
  3. 東名多摩川橋の渋滞の迂回ルート
  4. 2023年度に予定・実施されている東名の大規模規制
    1. 東名集中工事
    2. 東名リニューアル工事

 NEXCO中日本の東名リニューアル工事(東名多摩川橋)の特設サイトによると、東名多摩川橋は1968年に開通し、50年余りが経過しています。

 老朽化のため、新しい床版への取り替えが必要となっており、リニューアル工事は交通への影響をなるべく車線数を極力減らさないような工夫をしています。首都圏で6車線区間のリニューアル工事は初めてといいます。

 交通への影響に着目すると、2023年7月29日8時までは、6車線を確保したまま車線幅が縮小していました。29日8時から31日18時までに、工事する車線の切り替え作業をするため、昼夜連続・1車線規制と夜間2車線規制をします。

7月29日8時から7月31日18時までの工事車線の切り替え作業

 9月4日からは、5車線を確保した下り線車線分離規制が始まります。そのため、2024年2月中旬まで、昼夜連続・1車線規制をします。

2023年9月4日~2024年2月ごろの東名多摩川橋の車線規制

 2024年7月上旬頃から2024年10月下旬頃までは、再び⾞線幅を縮⼩した状態に戻し、11月中旬頃までに通常の車線運用への復旧をする予定です。

 7月29日8時から31日18時までの工事する車線の切り替え作業中、NEXCO中日本は日曜日を中心に最大で5km、通過に30分以上の渋滞を予測しています。渋滞の発生する時間帯は、5時~23時です。

 その後、 9月4日から 2024年2月中旬まで、月曜日の8時から金曜日の8時まで昼夜連続・1車線規制をするため、月曜日の夜を中心に最大5km、通過に30分以上の渋滞を予測しています。渋滞の発生する時間帯は、8時~翌1時です。

 渋滞時に名古屋方面へ行く場合、NEXCO中日本は第三京浜道路(第三京浜)、首都高速神奈川7号横浜北西線(横浜北西線)への迂回を勧めています。

東名リニューアル工事中の迂回ルート

 東名多摩川橋のリニューアル工事のほかにも東名高速では大規模規制が予定されています。工事区間と時期は以下の通りです。

東京IC~大井松田IC(首都圏)…2023年10月下旬~11月中旬
岡崎IC~名古屋IC(愛知)…2023年9月下旬~10月上旬

東京IC~東名川崎IC(東名多摩川橋)…2021年11月27日~2024年11月中旬
焼津IC~吉田IC(大井川橋)…2023年5月28日~2028年5月下旬
掛川IC~袋井IC(菅ヶ谷高架橋)…2022年10月15日~2025年7月下旬
大井松田IC~清水IC…2023年9月4日~2024年3月29日