短時間限定駐車マスとは 高速道路のSAで大型車の駐車が一部60分以内へ
短時間限定駐車マスとは、高速道路のサービスエリア(SA)で、60分以内の駐車に限定する大型車駐車マスのことです。実証実験として2023年秋から全国11ヵ所のSAに順次設置されます。これまで長時間駐車している車がいて、駐車できずにSAを出ていく大型車が多い休憩施設に「短時間限定駐車マス」を整備することで、休憩機会の変化などを高速道路3社が検証します。
短時間限定駐車マスとは、高速道路のサービスエリア(SA)で、60分以内の駐車に限定する大型車駐車マスのことです。実証実験として2023年秋から全国11ヵ所のSAに順次設置されます。これまで長時間駐車している車がいて、駐車できずにSAを出ていく大型車が多い休憩施設に「短時間限定駐車マス」を整備することで、休憩機会の変化などを高速道路3社が検証します。
短時間限定駐車マスとは、高速道路のSA大型車駐車マスの一部について駐車時間を60分以内とする駐車マスのことを指します。東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)、中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)、西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)による実証実験です。
短時間限定駐車マスは、休憩施設内に看板を設置して案内するほか、路面上にも標示する予定です。高速道路各社は「今後、実証実験の状況を鑑み、厳格な監視体制や駐車時間を判定するための画像処理技術の導入など、さらに必要な対策を検討していく予定です」と説明しています。
短時間限定駐車マス導入の目的は「大型車ドライバーの休憩時間の確保」にあります。高速道路3社によると、都市近郊部を中心としたSA・PAでは、8時間以上の長時間駐車の割合が高く、混雑しています。
その結果、駐車・休憩できずにそのままSA・PAを出ていく車が多数あるとみられています。そこで、実証実験により休憩機会の変化や、周辺休憩施設を含めた混雑状況、効果的な整備位置などを検証する予定です。
実証実験として、短時間限定駐車マスをつくるSAは以下の通りです。
ただし、大型車駐車エリアの混雑状況次第で、試行ヵ所数・マス数を拡大する場合があるといいます。
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