ETC利用照会サービスへ不正アクセス パスワードなどの変更呼びかけ
過去15ヵ月間のETCカード利用時の全走行明細を確認できる「ETC利用照会サービス」が、海外からの不正アクセスを受け、利用者のメールアドレス、登録ID、秘密の質問・答え、利用履歴が閲覧された可能性があるとして、運営している高速道路各社が2023年10月、注意を呼び掛けています。「お詫びとお知らせのメールが届いたお客さまは直ちにパスワード及び秘密の質問とその答えの変更をお願いいたします」と説明しています。
過去15ヵ月間のETCカード利用時の全走行明細を確認できる「ETC利用照会サービス」が、海外からの不正アクセスを受け、利用者のメールアドレス、登録ID、秘密の質問・答え、利用履歴が閲覧された可能性があるとして、運営している高速道路各社が2023年10月、注意を呼び掛けています。「お詫びとお知らせのメールが届いたお客さまは直ちにパスワード及び秘密の質問とその答えの変更をお願いいたします」と説明しています。
ETC利用照会サービスの公式サイトによると、ETC利用照会サービスとは、ETCカードを使用した利用明細を、インターネット上で確認できるサービスです。ETCクレジットカード、ETCパーソナルカード、ETCコーポレートカードの所持者が利用できます。
以下の4つをメリットとしてアピールしてきました。
高速道路各社が公表したプレスリリースによると、2023年9月30日~10月2日、海外のIPアドレスから大量のアクセスがあり、その一部アクセスでIDとパスワードが一致したためログインされたといいます。
不正アクセスにより、サービス利用者のメールアドレス、登録ID、秘密の質問・答え、利用履歴が閲覧された可能性があるといいます。
ただし、ETCクレジットカード番号、車載器管理番号については「漏洩の可能性はございません」と説明しています。
高速道路各社は、対象となる利用者に対し、お詫びとお知らせを個別にメール送付するといいます。そのなかで、利用者のメールアドレスに不審なメールが送信される可能性が考えられるため、直ちにパスワードと秘密の質問とその答えの変更を呼び掛けています。
これとは別に今後の対策として、同様の大量アクセスがあった場合、ただちにそのIPアドレスからのアクセスをブロックする措置を講じたと説明しています。
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