目次

  1. 家族の危機 26歳で実家の立て直しへ
  2. 「とがったホテル」で群を抜く関屋リゾート
  3. 売上好調の裏で 大ショックな2度の大量離職
  4. 周りを押し切り、ひと育てへ全力投資
  5. 人をコントロールしない育て方で経営に集中できた
  6. 温泉×アート×交流でとがる。ガレリア御堂原
  7. 恩に着る 父である先代の誠実さが土台
  8. 別府を世界へ そんな地域を全国に作りたい

 割烹旅館関屋の4代目として実家の旅館業を継ぎ、現在は別府市内に個性のある旅館やホテル3施設を展開する関屋リゾートに成長させた林太一郎さん(48)。

 林さんは、姉と2人の弟がいる、4人兄弟の長男として生まれました。

6歳のころの林さん。幼いころから両親が働く姿を見てきた

 幼いころから、1年中忙しく働く両親、住み込みの仲居さん、手伝いに来てくれる近所のおばさんが、当たり前にいる環境の中で、旅館業に触れながら育ってきました。

 しかし、林さんは後を継ごうとも、継ぎたいという気持ちもまったくありませんでした。

 「実家に住みながら、他の仕事をしていた。敢えて、関わらないようにしていたんです」と苦笑いする林さんですが、すぐにクルリと表情が変わります。

 「でも、自分が何とかしなければと思う時が来ました。家族の危機が起きたからです」

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