目次

  1. Slackのリマインダーとは
  2. リマインダーの設定コマンド
  3. リマインダー、日時の指定方法 毎週・平日のみも可
  4. 宛先の指定方法 複数人指定も可能
  5. リマインダーの確認コマンド 削除も可能
  6. リマインダーの編集

 Slackのリマインダーとは、ショートカットメニューなどでコマンドを送信することで、特定の日時などにタスクを通知するのに役立つ機能です。無料プラン、有料プラン問わず利用できる機能です。

 Slackは注意点として「リマインダーは希望の言語で設定できますが、アメリカ英語の日時形式を使うことをおすすめします。チャンネルにリマインダーを設定する時は、通知を受け取る人全員のタイムゾーンに配慮してください」と説明しています。

 Slackのヘルプセンターによると、リマインダーの設定コマンドの基本ルールは以下の通りです。

/remind [宛先] [通知内容] [日時]

 特定の日時を指定して自分宛てに「経費申請!」と送る場合は

/remind me 経費申請! at 8:55am on 11/4/2023

 と打ち込んで送信してください。

 使い方が分からない場合は以下のコマンドを送信してください。

/remind help

 リマインダーで日時を指定するコマンドです。

30秒後 in 30 seconds
30分後 in 30 minutes
1時間後 in 1 hour
午後5時 at 5:00pm または at 17:00
11月4日 on 11/4
11月4日の午前8時55分 at 8:55am on 11/4/2023
毎日 every day
毎年1月1日 every January 1
月初 first of every month
毎月10日 on the 10th of every month
毎週月曜日 every Monday
毎週月・水・金曜日 every Monday, Wednesday, and Friday
隔週月曜日 every other Monday
隔月の10日 every other 10th
平日すべて every weekday
2週間ごと every two weeks

 ただし、たとえば祝日である第一月曜日だけを通知除外する、月末だけ通知するシンプルで正確な方法は見つかっていません。

 リマインダーの宛先は以下のような指定ができます。

自分 me
特定のメンバー @●●●(ユーザー)
チャネル #random

 チャネルを指定すると、複数人へのリマインダーもできます。

 登録されているリマインドを確認したいときは、以下のコマンドで表示することができます。

/remind list

 表示されたリストから要らなくなったリマインダーを削除できます。

 設定したリマインダーの編集はできないことが多いので、/remind list で確認、削除して再設定しましょう。

 ただし、自分宛てに送ったリマインダーを改めて1時間後などに通知させることはできます。自分宛てのツールバーの[後で]に残るので、メッセージにカーソルを合わせて[その他]をクリックすると、リマインダーの編集や削除ができます。

自分宛てのツールバーの[後で]に残るので、メッセージにカーソルを合わせて[その他]をクリックすると、リマインダーの編集や削除ができる