オススメの1冊 いろんな人に聞いてみた「なんで勉強しなきゃいけないの?」
段ボールをベースに、デザイン性を持たせた美粧箱などの製造工程を担う「大光紙工」3代目社長の江崎高志さんがオススメしているのが『いろんな人に聞いてみた「なんで勉強しなきゃいけないの?」』(編著:WILLこども知育研究所、発行:金の星社)です。江崎さんは「どんどん保守的になり新しい分野や場所への意欲が減っていく中、これ意味があるのか?というものに目を向ける必要性を改めて感じました」と紹介しています。
段ボールをベースに、デザイン性を持たせた美粧箱などの製造工程を担う「大光紙工」3代目社長の江崎高志さんがオススメしているのが『いろんな人に聞いてみた「なんで勉強しなきゃいけないの?」』(編著:WILLこども知育研究所、発行:金の星社)です。江崎さんは「どんどん保守的になり新しい分野や場所への意欲が減っていく中、これ意味があるのか?というものに目を向ける必要性を改めて感じました」と紹介しています。
大光紙工3代目社長。大光紙工は1967年設立。段ボール紙器製造と梱包資材を手がけるなかで、主力事業は片面段ボール合紙。美粧印刷・表面加工した板紙に、片面段ボールを貼り合わせて、デザイン性を持たせた美粧箱を製造する工程を担っている。
「なぜ勉強はしなければならないのか?」という子どもからの難しい質問に、様々な分野で活躍している10人からのメッセージが掲載されています。
小学5年になる子どもからの質問に、親としてうまく回答できず手にとった本でしたが、結果的に自分に役に立つ内容でした。
社内では日々様々な課題がでてくるため、それに対して勉強したり、本を読んだりしています。
日々の仕事に追われ、なぜこれを勉強しなきゃいけないのか?という疑問は起こりづらく、どんどん保守的になり新しい分野や場所への意欲が減っていくなか、これ意味があるのか?というものに目を向ける必要性を改めて教えてくれました。
僕(江崎さん)も子どもの頃持っていた疑問で、正解がわからない質問に対し、一緒に読み、誰の話や、どの部分が自分にとって響いたのかを話し合いました。
子どもと同じだったり、まったく違う部分に納得していたり……。コミュニケーションとしても、子どもの考えを知る上でも、とても役立つ本でした。
僕が子どもに伝えたのは「君の人生はこれからいくらでも楽しくなる。勉強するとその選択肢が広がるよ。そして身を守ってくれる」というメッセージでした。
そんなメッセージに対し、子どもから返答がありました。
「自分が好きで、自ら動くものは勉強とは思わない。苦手意識や向き合うのが億劫なモノの中に、何か楽しみ方を見つけて取り組むことができればいいな」
まさに僕の仕事にも通じるところがあり、ぐうの音も出ませんでした(笑)。
おすすめのニュース、取材余話、イベントの優先案内など「ツギノジダイ」を一層お楽しみいただける情報を定期的に配信しています。メルマガを購読したい方は、会員登録をお願いいたします。
朝日インタラクティブが運営する「ツギノジダイ」は、中小企業の経営者や後継者、後を継ごうか迷っている人たちに寄り添うメディアです。さまざまな事業承継の選択肢や必要な基礎知識を紹介します。
さらに会社を継いだ経営者のインタビューや売り上げアップ、経営改革に役立つ事例など、次の時代を勝ち抜くヒントをお届けします。企業が今ある理由は、顧客に選ばれて続けてきたからです。刻々と変化する経営環境に柔軟に対応し、それぞれの強みを生かせば、さらに成長できます。
ツギノジダイは後継者不足という社会課題の解決に向けて、みなさまと一緒に考えていきます。