【セミナー動画】「トレードオフに逃げない」サステナブル商品のつくり方
広部憲太郎
(最終更新:)
セミナーに登壇したビジネスデザイナーの今井裕平さん(右)
中小企業でもサステナブルを意識した商品の開発が広まっています。社会性と事業性を両立させた商品の開発は容易ではありませんが、ビジネスデザイナーでkenma代表の今井裕平さんは「トレードオフに逃げてはいけない」と説きます。今井さんは、医療現場などで広まり累計100万本を突破した「身につけるメモ」として知られる「wemo」の開発などで、ビジネスとデザインを両立させてきました。2023年9月、ツギノジダイ主催セミナーに登壇し、自身の経験をもとに「ソーシャルグッドとビジネスの両立」というテーマで語りました。その模様を、ほぼノーカットの動画でお届けします。
「&思考」の考え方とは
今回のセミナーは、ツギノジダイがメディアパートナーを務めた大型展示会「GOOD LIFE フェア」(朝日新聞社主催、東京ビッグサイトで開催)の中で開かれました。
今井さんはツギノジダイの好評連載「後継ぎ世代の脱下請けとデザイン経営」を執筆しています。これまで、wemoのほか、給水スポンジタオル「STTA」、日本茶カフェの「朝ボトル」、羽田空港のギフトショップのリニューアルなど多様なデザインを手がけてきました。これらの商品やサービスはいずれもヒットにつながったり、売り上げをV字回復させたり、大きなビジネスインパクトをもたらしています。
今井さんは自身がデザインを手がけた商品やサービスなどをもとに、ソーシャルグッドとビジネスの両立について解説しました
今回のセミナーでは、こうした実績などを踏まえ、サステナブルとビジネスを両立させるための「&思考」について、以下の三つの考え方を示しました。
- "サステナブル"から考えない
- "サステナブル"を目的にしない
- "サステナブル"を売りにしない
今井さんが登壇したセミナーの模様は、ツギノジダイ会員に登録(無料)していただければ、全編をご覧になれます。
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この記事を書いた人
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広部憲太郎
ツギノジダイ前副編集長・中小企業診断士
北海道函館市出身。2000年に朝日新聞に入社。記者としてスポーツや地方創生の分野などを担当。前任地の三重県では、農林水産業や酒蔵など伝統産業の経営者に取材する機会が多かった。2020年から現職。2023(令和5)年度の中小企業診断士試験に合格し、2025年2月に登録。2025年3月をもって、朝日新聞社の人事異動に伴い、ツギノジダイ副編集長を退任。
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