ワードで行間が空きすぎるときの対処法 狭くならないときはどうする?
ワード(Word)で文字サイズを変えたら行間が空きすぎたときの対処法を紹介します。設定しているのに狭くならないときはどうすればよいか、確認するポイントについて、実際にWordで作成した文章を操作しながら紹介します。
ワード(Word)で文字サイズを変えたら行間が空きすぎたときの対処法を紹介します。設定しているのに狭くならないときはどうすればよいか、確認するポイントについて、実際にWordで作成した文章を操作しながら紹介します。
目次
ワード(Word)でフォントによっては、文字サイズを大きくしたときに行間が勝手に空きすぎてしまうことがあります。
たとえば、游明朝など特定のフォントで文章を作り、段落の「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」という設定が有効になっている場合に起こりやすくなります。
Microsoftの公式サイトによると、行間を設定することで、文書内のテキストの行間サイズを調整できます。
Wordで行間を調整するには、大きく分けて2つの方法があります。
[デザイン]>[段落の間隔]を選択
[段落間隔なし]から[2行分]までの間から適切な間隔を選択
ショートカットキーを使う場合、[Ctrl]+[1]で1行分、[Ctrl]+[2]で2行分に変更できます。
更新する1つ以上の段落を選択
[ホーム]>[段落の設定]>[インデントと行間隔]を選択
[1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」のチェックを外す
または[行間]を文章に適したものを選択して[OK]
行間設定を行っても、思ったように狭くならない場合は、以下の原因が考えられます。
フォントによって、文字の幅や高さが異なるため、行間の見え方が変わってきます。どうしても気になる場合はフォントを変更してみましょう。
Wordには、複数の書式をまとめて定義した「段落スタイル」が用意されています。一度、段落スタイルを「標準」に変更してみましょう。
[段落スタイル]は、[ホーム]タブにメニューとして表示されている場合が多いです。
Webページのテキストをコピペした場合、参考元のサイトの書式や設定もコピーしてきている可能性があります。貼り付けのオプションとして[テキストのみ保持]を選択してみましょう。[Ctrl]+[Shift]+[V]のショートカットキーでも対応しています。
行間設定や段落スタイルでは、細かい調整が難しい場合があります。そのような場合は「手動調整」をしてみましょう。
行間を調整したい段落の行頭にカーソルを置く
[ホーム]>[段落の設定]>[行と段落間隔]で[行間]の▼をクリックして[固定値]を選択
[間隔]に適した数字を入力
この方法で、行間を0.1ポイント単位で調整することができます。文字のポイントよりも小さい値を入力すると文字が重なってしまうので注意してください。
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