目次

  1. マイナンバーカード対面確認アプリとは
  2. 想定される利用シーン
  3. マイナンバーカード対面確認アプリの使い方
    1. 利用をはじめる
    2. マイナンバーカードの表面をカメラで読み取る
    3. マイナンバーカードのICチップを読み取る
    4. 内容を確認
  4. アプリのダウンロード先

 デジタル庁の公式サイトによると、マイナンバーカード対面確認アプリとは、事業者や自治体のスタッフが、顧客や住民の本人情報の確認ができるアプリです。

 機能としては、マイナンバーカードに格納された情報の読み取り・表示機能と、履歴機能があります。

 アプリでマイナンバーカードを読み取ると、以下の情報と読み取り日時がアプリ上に表示され、本人確認に活用できます。

  • 顔写真(白黒)
  • 氏名
  • 住所
  • 生年月日
  • 性別
  • 有効期限
  • セキュリティコード

 ただし、氏名や顔写真などの個人が特定できる情報は保存されません。カードの有効期限(年)とセキュリティコードのみ履歴確認のために保存されます。

 マイナンバーカード対面確認アプリは、以下のように対面で本人確認が必要な場面で使われることを想定しています。

  • 金融機関での取引のための本人確認時
  • 携帯電話の契約のための本人確認時
  • 中古品の買取のための本人確認時
  • 自治体窓口での本人確認時

 マイナンバーカード対面確認アプリを利用する事業者は以下のような手順で本人確認を進めてください。利用前に、あらかじめあらかじめスマートフォンに「マイナンバーカード対面確認アプリ」をダウンロードしておいてください。

  1. 利用をはじめる
  2. マイナンバーカードの表面をカメラで読み取る
  3. マイナンバーカードのICチップを読み取る
  4. 内容を確認

 本人情報の確認が必要なタイミングで、顧客や住民のマイナンバーカードを預かってください。アプリを起動し、規約類を確認して同意のうえ「はじめる」ボタンをタップしてください。

 カメラが起動したら、枠内にカードを収めてください。表面の文字情報が自動で読み取られます。どうしても読み取れない場合は手入力してください。

スマートフォンのNFC機能を使って、マイナンバーカードの中に入っているICチップの情報を読み取ってください。

 iPhoneの場合は、スマホ上部に、マイナンバーカードの中心を押し当てて、しばらく動かさないでください。詳細は電子証明書の読取り可能なスマートフォン(iPhone)に関するトラブルシューティング(公的個人認証サービス ポータルサイト)へ。

 Androidをご利用の場合は、裏面のモバイル非接触IC通信マークに、マイナンバーカードの中心を押し当てて、しばらく動かさないでください。

 なお、スマートフォンのケースを外すとさらに読み取りやすくなります。一部の機種など詳細は、スマートフォンのICカードセット位置について(公的個人認証サービス ポータルサイト)へ。

 ICチップの読み取りが完了すると、格納された氏名などの情報が表示されます。確認が終わったら「終了」ボタンをタップし、顧客や住民に、カードを返却してください。

 アプリは、App StoreまたはGooglePlayへ。