目次

  1. 台風13号の予想進路と風雨の影響
  2. 九州・沖縄では飛行機が一部欠航
  3. 西日本・東日本では暑さ続く見通し

 気象庁によると、台風13号は、14日3時には南大東島の東南東にあって、1時間におよそ30kmの速さで西北西へ進んでいます。中心の気圧は990hPa、中心付近の最大風速は23m、最大瞬間風速は35mとなっています。

 台風は発達しながら日本の南を北西へ進み、14日夜にかけて暴風域を伴って奄美地方に最も接近する見込みです。

 気象庁は「奄美地方は、飛来物によって負傷したり、走行中のトラックが横転したりするおそれもある猛烈な風が吹く所がある見込みです。不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒してください。また、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、うねりを伴った高波に警戒してください。沖縄地方は暴風やうねりを伴った高波に警戒してください。南西諸島では落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。」と警戒を呼び掛けています。

 航空各社によると、14日は九州・沖縄では飛行機が一部欠航する可能性があります。JALの公式サイトによると、九州・沖縄の一部のJALグループ運航便で欠航の決定、または欠航のおそれがあると説明しています。ANAの公式サイトでも、沖縄那覇便の欠航の可能性があると伝えています。

 台風13号は太平洋高気圧の影響で、本州には上陸しない見通しですが、東日本では16日にかけて、西日本では17日ごろにかけて、気温の高い状態が続くため、熱中症など健康管理に注意してください。