目次

  1. 東関東自動車道の工事概要 予想される渋滞時間帯
  2. 東関東自動車道の切回し工事、なぜ実施?
  3. 成田空港、渋滞に注意呼びかけ
  4. 交通情報の入手方法

 切回し工事は2024年10月23日~11月28日、東関東自動車道上り線の大栄JCT→成田JCTで、実施予定です。車線規制期間中は土日を中心に、13~19時ごろに渋滞の発生を予測しており、渋滞のピークは15~17時ごろとなる見込みです。

 成田空港は、年間発着容量を現状の30万回から50万回まで拡大するため、C滑走路の新設や。B滑走路の延伸(2500m→3500m)などを計画しています。

成田空港のB滑走路の延伸計画
成田空港のB滑走路の延伸計画(成田空港の公式サイトから https://www.narita-kinoukyouka.jp/maintenance.html)

 この一環で、B滑走路延伸に伴う敷地拡張により、東関東自動車道と交差する部分は、航空機荷重に対応したボックスカルバート形式のトンネル工事を計画しています。

 トンネルの延長は430m、トンネルの内空は12.75m×7.6mの2連ボックスカルバートとしており、極力起伏をなくした線形となる地下道となる見込みです。

 東関東自動車道地下道化工事はいまの道路での工事となります。このため、切回し道路を整備し、交通を確保したうえで、地下道化工事に着手する予定です。

 成田空港の公式サイトは、成田空港へのアクセスにも通常より時間を要することが予測されるとして、余裕をもって来港するよう呼び掛けています。

 車線規制の影響は、事故や天候の影響等で実際の渋滞状況が予測と異なる可能性があります。通行前に、NEXCO東日本の道路交通情報サイト「ドラとら」などでリアルタイムの情報を入手しておくと便利でしょう。