コロナで重要性が増す「自社ブランド事業」

 Makuakeは、ものづくり、一次生産者、飲食店などあらゆる産業から新しいものを生み出していくための「アタラシイものや体験の応援購入サービス」です。

Makuakeのプロジェクト

 これまでは展示会や実店舗で新商品をデビューさせていた企業などが、コロナによる新商品開発のニーズが高まる一方、従来の新商品のデビューの場が稼働していないため、オンラインシフトが加速し、利用者が増えています。

 中山さんは、「一つのことだけをやっていた企業が、コロナで危機感を持ち、2本目、3本目の矢が必要だと気づきました。日本の中小企業は、BtoBの事業や、下請けの領域が多いのですが、BtoCの自社ブランド事業もやっていくことも大切になっています」と話します。

中山亮太郎社長

 中山さんは、さまざまな企業との電話ミーティングを繰り返してきたなかで「幕末や大戦もくぐりぬけてきたような、伝統工芸や製造、食品などの老舗企業があります。商工会などの地元のつながりはありますが、ネット広告やネットマーケティングなど、IT系のつながりは弱いと感じています」といいます。
 そのうえで、「マクアケは割りばし一つ作れないし、金属滑らかに削るなどできない。得意の部分はオンライン。そこにはデジタルとモノづくりの分断があるが、いまは、非合理的なものを合理化させていく、今までできなかったデジタル化のチャンスがあります」と捉えています。

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