マイクロソフトがセキュリティ更新を「緊急」で呼びかけ(2月10日公表)
マイクロソフトは2021 年2月10日、同社製品に関する脆弱性の修正プログラムを公表しました。未更新の場合、一部のソフトウェアでは攻撃者にパソコンをリモートで制御される可能性があります。「悪用の事実を確認済み」を発表しており、セキュリティ上のリスクが最も高い「緊急」に位置づけています。
マイクロソフトは2021 年2月10日、同社製品に関する脆弱性の修正プログラムを公表しました。未更新の場合、一部のソフトウェアでは攻撃者にパソコンをリモートで制御される可能性があります。「悪用の事実を確認済み」を発表しており、セキュリティ上のリスクが最も高い「緊急」に位置づけています。
定期的に公表されている修正プログラムは「CVE-2021-1732」と名づけられたWindowsのシステムファイルなどに関するものです。情報処理推進機構(IPA)は「これらの脆弱性を悪用された場合、アプリケーションプログラムが異常終了したり、攻撃者によってパソコンを制御されたりする」おそれがあると説明しています。
Windowsは元々、Windows Updateにより自動更新される設定となっていますが、手動で更新プログラムをインストールする場合は、以下を参考にしてください。
上記の脆弱性も含めて、マイクロソフトが今回、セキュリティ更新プログラムを公開したソフトは次の通りです。
.NET Core
.NET Framework
Azure IoT
Developer Tools
Microsoft Azure Kubernetes Service
Microsoft Dynamics
Microsoft Edge for Android
Microsoft Exchange Server
Microsoft Graphics Component
Microsoft Office Excel
Microsoft Office SharePoint
Microsoft Windows Codecs Library
Role: DNS Server
Role: Hyper-V
Role: Windows Fax Service
Skype for Business
SysInternals
System Center
Visual Studio
Windows Address Book
Windows Backup Engine
Windows Console Driver
Windows Defender
Windows DirectX
Windows Event Tracing
Windows Installer
Windows Kernel
Windows Mobile Device Management
Windows Network File System
Windows PFX Encryption
Windows PKU2U
Windows PowerShell
Windows Print Spooler Components
Windows Remote Procedure Call
Windows TCP/IP
Windows Trust Verification API
おすすめのニュース、取材余話、イベントの優先案内など「ツギノジダイ」を一層お楽しみいただける情報を定期的に配信しています。メルマガを購読したい方は、会員登録をお願いいたします。
朝日インタラクティブが運営する「ツギノジダイ」は、中小企業の経営者や後継者、後を継ごうか迷っている人たちに寄り添うメディアです。さまざまな事業承継の選択肢や必要な基礎知識を紹介します。
さらに会社を継いだ経営者のインタビューや売り上げアップ、経営改革に役立つ事例など、次の時代を勝ち抜くヒントをお届けします。企業が今ある理由は、顧客に選ばれて続けてきたからです。刻々と変化する経営環境に柔軟に対応し、それぞれの強みを生かせば、さらに成長できます。
ツギノジダイは後継者不足という社会課題の解決に向けて、みなさまと一緒に考えていきます。