【地域観光事業支援とは】いつからいつまで?緊急事態宣言で追加支援へ
自治体による宿泊割引などの観光促進策について、観光庁は2021年4月以降、準備が整ったところから順次支援を始めます。感染状況が落ち着いているステージ2相当以下の都道府県の県内旅行に対し1人1泊最大7000円分を補助します。ステージ3以上の地域が増え、緊急事態宣言も出されました。そのなかで観光庁は感染拡大防止策の強化などに取り組む費用の支援を新たに発表しました。(2021年4月30日更新)
自治体による宿泊割引などの観光促進策について、観光庁は2021年4月以降、準備が整ったところから順次支援を始めます。感染状況が落ち着いているステージ2相当以下の都道府県の県内旅行に対し1人1泊最大7000円分を補助します。ステージ3以上の地域が増え、緊急事態宣言も出されました。そのなかで観光庁は感染拡大防止策の強化などに取り組む費用の支援を新たに発表しました。(2021年4月30日更新)
目次
観光庁によると、地域観光事業支援とは、新型コロナウイルス感染症の影響で需要が落ち込んでいる旅行業界に対し、ステージⅡ(感染漸増)相当以下と判断した都道府県で、その都道府県が実施する旅行商品や宿泊サービスに対する割引及び地域限定クーポン券に必要な費用を支援する事業です。すでにある制度に加えて国の支援分を上乗せするかどうかは各都道府県の判断に任されています。
2021年4月20日時点で14県から補助申請があり、そのうち岩手、秋田、高知の3県への交付が決定しています。
ステージを判断するのは各県知事の役目のため、感染拡大とのバランスが難しくなります。今後の感染状況によっては、中止となる県も出る可能性があります。
地域観光事業支援の概要は次の通りです。
2021年4月1日以降、準備が整った都道府県から始め、当面は5月31日宿泊分(6月1日チェックアウト分)まででしたが、観光庁が12月末まで延長することを発表しました。
新型コロナの感染拡大が続いており、ステージ3相当以上の地域では、地域観光事業支援が活用できず、緊急事態宣言により、さらに影響が大きくなりそうです。そこで観光庁は4月23日、2つの支援策を新たに発表しました。
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感染状況に関わらず、すべての都道府県を対象に宿泊事業者が感染拡大防止策の強化などに取り組む際の費用について支援します。具体的に次のような費用が対象になります。
補助率は2分の1で、補助額は各都道府県で施設の規模に応じて段階的に設定できます。大規模施設では最大500万円までの支援ができます。
県内旅行の割引事業が難しい地域で、感染が落ち着いた後に利用できる前売り宿泊券や旅行券も支援対象になる見込みです。詳細は公表され次第更新します。
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