目次

  1. 事業再構築補助金とは
  2. 事業再構築補助金事業の委託先との契約金額
    1. 基金設置法人は中小機構
    2. 事務局はパソナ
    3. システム関係は日本システムウエアに再委託
    4. コールセンター関係はトランスコスモスに再委託
    5. 広報関係はエージーとラーニングスクエアに再委託

 事業再構築補助金は、2020年度第3次補正予算で注目された事業の一つです。予算規模1兆1485億円。新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、ウィズコロナ・ポストコロナの時代の経済社会の変化に対応するために、新分野展開、業態転換、事業・業種転換、事業再編などを通じて事業拡大などしようとする中小企業などに向けた補助金です。

 事業再構築補助金の事業を進める役割分担と契約金額は以下の通りです(1万円以下切り捨て)。

 総額1兆1400億円余りの基金の造成、管理、運用などを担う基金設置法人は、2回公募したものの、応募がありませんでした。そこで、中小企業庁が中小企業基盤整備機構(中小機構)に打診して基金設置法人に決まりました。補助事業に関する業務として次のような業務があります。

  • 交付決定
  • 補助額の確定
  • 事務局の指導

 入札の結果、事務局に選ばれたのが、パソナです。委託費は420億9673万円です。委託費は当初約399億円でしたが、緊急事態宣言特別枠が新たに加わるなどしたため、委託費が増額されています。パソナは次のような業務を担います。

  • 公募
  • 審査及び採択
  • 進捗状況管理
  • 確定検査
  • 事業化状況報告書管理

 システム関係で再委託されたのは、日本システムウエアです。22億円で事業管理システムの構築・改修・保守運営業務、システム操作に関するサポートセンター業務などを担います。

 さらに再委託先としてNSWテクノサービス(クラウドの構築・保守管理業務など、600万円)、ワールドスカイ(セキュリティ診断の企画・設計・管理業務など、4148万円)、再々委託先としてレオンテクノロジー(セキュリティ診断の実作業など、3326万円)が予定されています。

 コールセンター関係で再委託されたのは、トランスコスモスです。39億2479万円で、事業に関する問い合わせ全般を対応するコールセンター業務などを担います。

 広報関係で再委託されたのは、エージーとラーニングスクエアです。エージーは1億998万円で、専用サイトの設計・制作・デザインと、事業周知チラシ・パンフレットの制作・デザインなどを担います。イーストクリエイティブに再々委託され、4290万円で、専用サイトのサーバーの保守・管理、コーディング・保守・管理などを担います。

 ラーニングスクエアは561万円で、事業解説動画の制作業務などを担います。