【写真・動画特集】家族の思い出をしまう新商品、製本会社が作った舞台裏
ペーパーレスが進むなか、老舗製本会社「渡邉製本」4代目河合枝里子さんは今年初めてノート以外の商品にチャレンジしました。それが、子どもが描いた絵を大切にしまっておけるアイデア商品「えぽっけ」です。日常業務と並行しながら終業後や休日を利用して作業を続け、展示会にも出展しました。映像ディレクター小林瞬さんと中村朱里さんが撮影した映像からその舞台裏に迫ります。
ペーパーレスが進むなか、老舗製本会社「渡邉製本」4代目河合枝里子さんは今年初めてノート以外の商品にチャレンジしました。それが、子どもが描いた絵を大切にしまっておけるアイデア商品「えぽっけ」です。日常業務と並行しながら終業後や休日を利用して作業を続け、展示会にも出展しました。映像ディレクター小林瞬さんと中村朱里さんが撮影した映像からその舞台裏に迫ります。
アイデア商品「えぽっけ」の原点は、枝里子さんが子どものころにに描いた絵を保管していたお道具箱にありました。その経験から「子どもが描いた絵を大切にしまっておけるアイデア商品」を考案。絵をポケットのような台紙に収納することから「えぽっけ」と名づけました。
これまで作ってきたノートとは、作り方もマーケットも違います。そこで、東京都中小企業振興公社が主宰するセミナーで、製品化に至る具体的な進め方から販路開拓まで、一つひとつサポートを受け、まずは2021年2月の日本最大規模の商談見本市であるギフトショーで市場調査を兼ねて発表することになりました。
取材をした映像ディレクター小林瞬さんと中村朱里さんは、その舞台裏を取材し「Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム」で、約10分のドキュメンタリー動画として発表しました。
えぽっけのPR動画の編集作業
紙卸商と使用する表紙素材を選定する枝里子さん(右)
展示会で新商品「えぽっけ」をプレゼンする枝里子さん
渡邉製本の新商品「えぽっけ」
ゴムバンド選びをする枝里子さん
構造の打ち合わせをする枝里子さんと職人
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