目次

  1. 平均年齢50歳以上 10年赤字の家業に入社
  2. 新規顧客開拓へ たった一人で営業活動
  3. 社内の反対押し切り インターン導入
  4. 叔父の協力でインターンを実現
  5. 採用活動で「嘘偽りない会社の姿」を見せる
  6. 残業をなくし土日祝日も休みに
  7. 全体会議でビジョンを共有 一体感を創出
  8. 若手のアイデアを積極的に採用
  9. 若手の成長に触発 ベテランも「おしゃべり」に
  10. 「東京都女性活躍推進大賞」を受賞
  11. 「銀ロウ付け」で日本一の企業に

 佐藤製作所は、1956年創業の金属加工会社です。東急東横線の学芸大学駅から徒歩5分。住宅や商店が並ぶ場所に工場があります。

銀ロウ付け作業の様子

 現在は主に銀でできた細い棒を炎で溶かして金属同士を接合する「銀ロウ付け」という職人技術を生かし、医療機器やオーディオ部品の製作を手がけます。

 3代目の佐藤さんは、慶應義塾大学理工学部を卒業後、大学院に進学。その後、IT企業にて金融システムのエンジニアを務めたのち、2014年に家業に入社します。しかし、当時の経営は右肩下がりの状況でした。

 「もともと、通信機器の部品製造をメインに展開していましたが、取引先1社に依存していたため、取引先の業績悪化に伴い共倒れの状態でした。10年連続赤字で、社員の平均年齢も50歳以上という危機的状況に陥っていました」

佐藤製作所3代目の佐藤修哉さん

 そこで、家業を立て直すため、佐藤さんは改革をスタートします。

 まず、新規顧客を開拓するため、たった一人で営業活動を始めました。

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