目次

  1. 確定申告書等作成コーナーとは
  2. e-Taxとは
  3. Internet Explorer11、6月16日にサポート終了
  4. 国税庁での変更点

 確定申告書等作成コーナーとは、国税庁の公式サイトによると、画面の案内に沿って金額等を入力すれば下記のような申告書や決算書などを作成できるシステムです。作成した申告書はe-Taxなどで提出できます。

  • 所得税及び復興特別所得税の確定申告書
  • 青色申告決算書・収支内訳書
  • 消費税及び地方消費税の確定申告書
  • 贈与税の申告書

 e-Tax(国税電子申告・納税システム)とは、所得税、消費税、贈与税、印紙税、酒税などの申告や法定調書の提出、届出や 申請などの各種手続をインターネットからできるシステムです。
税金の納付も、ダイレクト納付やインターネットバンキング、ペイジー(Pay-easy)対応のATMを利用して行うことができます。

 Internet Explorer(IE)とは、マイクロソフトが開発したOSのWindowsに組み込まれ、普及してきたWebブラウザです。セキュリティ上の課題やサイトの一部が表示されない不具合、表示速度などの課題から、すでにIEに非対応のサイトも増えています。

 こうしたなか、マイクロソフトは2022年6月16日にサポートを終了すると発表しました。後継のWebブラウザであるMicrosoft Edgeに切り替えるよう勧めています。

 マイクロソフトの対応に合わせて、国税庁は、確定申告書等作成コーナーなどの推奨環境を変更します。

  • 2022年6月17日:Windows10(Win10)環境下におけるIE11が推奨環境外となります。
  • 2023年1月上旬:Win8.1が推奨環境外となります。

 税理士向けの代理送信を利用する場合については2023年1月以降の推奨環境を検討しているといいます。