目次

  1. キンコーズとは
  2. 流出した可能性のある個人情報
    1. 対象期間
    2. 対象店舗
  3. 問い合わせ先

 キンコーズ・ジャパンは、主要都市で、コピー・プリントアウト、ポスター印刷、製本やパネル加工などのオンデマンドサービスを提供している企業です。このほか、デジタルソリューションやマーケティング支援なども手がけています。

 キンコーズは元々、1970年にアメリカのカリフォルニア州で開店した店がはじまりで、日本では1992年に1号店が開店。2012年からはコニカミノルタグループに加わりました。

 今回、キンコーズ・ジャパンの公式サイトの発表によると、個人情報が流出した可能性があるのは、プリントサービスで使用した名刺やチラシなどの印字内容(名刺に印字されている氏名、会社名、電話番号、住所など/挨拶状・年賀状に印字されている差出人の氏名、住所などと宛先に印字される氏名、住所など)。クレジットカードなどの決済情報は含まれていないと説明しています。

 利用客からの注文2438件うち、個人情報が含まれると思われるものは1741件といいます。2022年6月、利用客が名刺を再注文するときにエラーが発生し、調査を進めるなかでサーバーへの不正アクセスが発覚しました。

 2017年1月1日~2022年4月26日に注文したものが対象ですが、このうち、個人情報が含まれる期間は、2019年4月1日~2022年4月26日です。

 対象となる店舗は、キンコーズ直営店とキンコーズオンラインです。九州・中四国地区はFC店舗、別法人のため対象ではないと説明しています。

 キンコーズ・ジャパンは対象となる利用客に順次連絡しています。問い合わせ先はキンコーズ・ジャパンの公式サイト上に記載しています。