目次

  1. 【1】業務用を一般向けにする仕掛け:森井食品
  2. 【2】味を変えずに世界観を広げる:ギンビス
  3. 【3】小さな改善を重ねるイノベーション:ウイッシュボン
  4. 【4】変わらぬ姿との化学反応:児玉産業TOY
  5. 【5】地域ブランド化で生む魅力:中村工房
  6. 【総括】ロングセラーをより長く売る
森井食品の内山恵文さん。創業家2代目で現社長の祖父・森井源一さんの生み出した味を多くの人に届けようと、業務用商品の一般販売に乗り出した(森井食品提供)

 私が関西にいたときに、喫茶店などでよく出されていたミックスジュース。とても甘くておいしいだけでなく、栄養たっぷりでパワーをもらうような気持ちになります。

 さて、業務用のミックスジュースを作っていたのがこの会社ですが、業務用から一般向けに解禁することで、ビジネスを大きくしています。このおいしさを業務用だけにしておくにはもったいないと考えてのことですが、業務用と一般用ではマーケティング方法などは異なり、商品に実力があったとしても新しい仕掛けが必要です。

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