Chatwork、フリープランのグループチャット上限を廃止 閲覧制限も
ビジネスチャット「Chatwork」は、2022年10月6日から無料の「フリープラン」で、利用できるグループチャットの上限数を廃止しました。ただし、表示可能なメッセージは、直近40日以内に投稿された最新5000件までとなりました。
ビジネスチャット「Chatwork」は、2022年10月6日から無料の「フリープラン」で、利用できるグループチャットの上限数を廃止しました。ただし、表示可能なメッセージは、直近40日以内に投稿された最新5000件までとなりました。
Chatworkとは、35万社以上が利用しているとされるビジネスチャットツールです。無料のフリープランのほか、ユーザー数に制限がなく、ストレージの容量が拡張された「ビジネス」プランや、サポートが充実している「エンタープライズ」プランなどがあります。
今回、変更があったのは「フリープラン」です。
Chatworkの公式サイトによると、10月6日からのフリープランの変更点は次の通りです。
以前のフリープラン | 変更後のフリープラン | |
---|---|---|
グループチャットの参加 | 累計7個まで/ユーザー | 無制限 |
メッセージの閲覧 | 無制限 | 直近40日以内の最新5000件のメッセージが閲覧可能 |
メッセージの保存 | 無制限 | 無制限 |
メッセージの検索 | 最大100件 検索オプションあり | 最大200件 検索オプションあり |
ユーザー数 | 100人まで | 100人まで |
ユーザー管理 | チーム機能利用不可 | チーム機能利用可 |
ファイル保存容量 | 5GB/組織 | 5GB/組織 |
ビデオ/音声通話 | 1対1 | 1対1 |
注意点は次の通りです。
フリープランの変更理由について、Chatworkは次のように説明しています。
「これまで提供してきたフリープランでは、グループチャットの累計参加数に制限があることから、気軽にグループチャットに参加できず、ユーザー同士のコミュニケーションの幅を狭めてしまっている状態が続いていました。そこでこの度、広くChatworkを活用いただけるよう、グループチャット利用上限数(累計7個)の制限を撤廃するに至りました」
ソフトウェア同士の連携に必要なAPI(Application Programming Interface)も変更に対応する必要があります。詳しくは、Chatworkの公式サイトで確認してください。
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