相鉄・東急直通線、2023年3月18日開業 海老名-目黒が約29分短縮
相鉄線と東急線が相互直通運転する「相鉄・東急直通線」が2023年3月18日に開業します。東海道新幹線「新横浜駅」に直結する相鉄・東急「新横浜駅」が新たに設けられるなど都心と神奈川県中央部のアクセスが向上します。開業区間や運行計画、運賃などを整理しました。
相鉄線と東急線が相互直通運転する「相鉄・東急直通線」が2023年3月18日に開業します。東海道新幹線「新横浜駅」に直結する相鉄・東急「新横浜駅」が新たに設けられるなど都心と神奈川県中央部のアクセスが向上します。開業区間や運行計画、運賃などを整理しました。
相鉄・東急直通線とは、相鉄線と東急線が相互直通運転をする路線です。新規開業区間は、相鉄・JR直通線の羽沢横浜国大駅と東急東横線・目黒線日吉駅をつなぐ約10kmの新線です。
相鉄新横浜線は、西谷駅 - 新横浜駅間の6.3kmも含みますが、西谷駅 - 羽沢横浜国大駅間の2.1kmは2019年の相鉄・JR直通線開業時に営業運転を始めています。
詳細は、相鉄グループの公式サイトと、東急電鉄の公式サイトでそれぞれ運行計画が公表されています。
相鉄グループによると、1日の運行本数は、約100往復(上下約200本)。その他に新横浜駅行き、新横浜駅始発の列車も運行します。平日朝ラッシュ時間帯の最多本数は1時間あたり11本です。
相鉄・東急直通線を利用する場合の所要時間は次の通りです。たとえば、海老名 - 目黒が最速53分でこれまでより29分ほど短縮されます。このほか、二俣川 - 目黒は38分、湘南台 - 渋谷は51分で、いずれも22分ほど短縮されます。
新横浜駅から東急線の主要駅までの大人の運賃を例に紹介します。
普通旅客運賃:10円単位 | 通勤定期旅客運賃(1ヵ月) | 通学定期旅客運賃(1ヵ月) | |
---|---|---|---|
新横浜-日吉 | 250円 | 9400円 | 3440円 |
新横浜-武蔵小杉 | 300円 | 1万1190円 | 4090円 |
新横浜-自由が丘 | 320円 | 1万2050円 | 4420円 |
新横浜-中目黒 | 360円 | 1万3360円 | 4910円 |
新横浜-目黒 | 360円 | 1万3360円 | 4910円 |
新横浜-渋谷 | 360円 | 1万3360円 | 4910円 |
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