目次

  1. 幸せな時間を提供したいがコンセプト
  2. Instagramに長文「行く価値がない店」
  3. Googleレビューをチェックする日々
  4. 削除請求、認められる確率低く
  5. 「良かれと思って」の低評価は的外れ
  6. 画面の向こう側にいる人のこと忘れないで

 新しく外食に行く店を探すとき、皆さんはどうするでしょうか。

 多くの人Googleレビューなど、グルメサイトの評価を調べると思います。私もそうです。

 気軽に見ている人が多いと思いますが、飲食店経営者にとっては、頭を悩ませる種です。ラーメン店を経営している間、金銭面以外で、大きくストレスになるものが、投稿されるインターネット上のレビューでした。

 ドラゴンラーメンは「顧客にも従業員にも、地域で一番優しい店を目指す」をコンセプトにサービスを提供していました。そうしたのは、外食は特別な時間であるという思いがあるからです。

 私自身、子どものころを思い返すと、家族そろってたまにファミリーレストランに行くのは心がワクワクして嬉しい経験でした。「一人800円まで!」などと母に言われながらメニューを決めたのも、今となっては笑い話です。外食は、私にとっては家族の幸せを実感できるイベントでした。

 私の店も、訪れる人にとって幸せな時間を感じられる場所にしたいと思いました。

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