目次

  1. 売り上げは入社時から2倍に
  2. 父が43歳で急逝
  3. 鶏の生産現場を経験
  4. 価格転嫁に従業員が反発
  5. 「価格競争は必ず無理が出る」
  6. 若手が増え「まずやってみよう」
  7. 職場環境の改善を進めた理由
  8. チキンブリトー専門店を開業
  9. 初の新卒採用に乗り出す
  10. 従業員に任せて委ねる

 横浜市中心部にある「梅や」では、職人が宮崎県などの産地から毎日直送される鶏をすべて手作業でさばきます。ショーケースには地鶏や銘柄鶏、希少部位やアイガモが並び、買い物客でにぎわいます。

 手作りの総菜も人気で、15種類の焼き鳥や部位や味付けで変化をつけた8種類以上の唐揚げなどをそろえています。クリスマスにはローストチキンが飛ぶように売れるといいます。

 鶏の鮮度を第一に回転よく売り切るため、年中無休で営業しています。

ショーケースにずらりと並ぶ総菜

 販売先は卸と小売りが6対4の割合です。卸は横浜市内の焼き鳥店を中心に500以上の飲食店と取引があり、毎日200件ほどの注文が入ります。横浜駅前の横浜髙島屋でも総菜店を展開しています。

 従業員数は93人(パート・アルバイトを含む)で、平均年齢は38歳と若いのが特徴です。コロナ禍で卸の取引先は減りましたが、小売りの売り上げは上昇しました。

 今は卸の売り上げも少しずつ戻り、2022年度の年商は10億8千万円の見込みです。山下さんが入社した05年からおよそ2倍になりました。

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