目次

  1. 個人経営からスタートした「有隣堂」
  2. 「逆さ健太郎」と呼ばれた子ども時代
  3. 入社してわかった会社の内情
  4. 電子化のなか「危機感が広まっていなかった」
  5. 「本を中心としない」店をオープン
  6. 書店は「子供の成長」に必要

 有隣堂の始まりは1909年。創業者の松信大助氏が横浜・伊勢佐木町に開いた、間口2間(約3.6メートル)の小さな個人経営の書店がルーツです。その後1920年に法人化。この頃から書籍だけでなく、文房具や楽器なども販売していました。

有隣堂の創業時の様子(同社提供)

 1980年代後半からは東京圏にも進出。地元神奈川を中心とした駅ビルに多く書店をかまえ、2023年6月現在、神奈川・東京・千葉に計41店舗を展開しています。

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