目次

  1. Windows10(ウインドウズ10)とは
  2. Windowsのサポートとは
  3. Windows10、いつサポート終了?サポート期限一覧
  4. Windows10でのバージョンの確認方法
  5. 後継はWindows11 移行するときの注意点
  6. サポート終了後に拡張セキュリティ更新プログラム

 日本マイクロソフトの公式サイトによると、Windows10とは、2015年に提供を開始したオペレーティングシステム(OS)です。たとえば、以下のような新しい機能が実装されました。

  • タブレットモードの実装
  • Microsoft Edge(Internet Explorerに代わるWebブラウザ)
  • 仮想デスクトップ(複数のデスクトップを切り替えられる)
  • Cortana(音声認識機能付きアシスタント)
  • Windows Hello(生体認証でサインインできる機能)

 Microsofの製品は発売後、最低5年間のメインストリーム サポートと最低5年間の延長サポートがあります。サポートの期間中であれば、無償および有償のサポート、セキュリティ更新プログラムの提供、仕様変更、新機能のリクエストなどが受けられます。

 Windowsは発売後、最低5年間のサポートがあり、その後は5年間の延長サポートに移行します。2015年7月29日にリリースしたWindows10は、2025年10月14日に延長サポートも終了予定です。早めに後継のWindows11に移行しましょう。

 Windows10は、1年に1,2回新しいバージョンが公開されてきました。「22H2」がWindows 10 の最終バージョンであり、すべてのバージョンはサポート終了まで毎月のセキュリティ更新プログラムの更新が受けられます。

 バージョンごとのサポート終了期間は以下の通りです。

  • Version 22H2…2025年10月14日
  • Version 21H2…2023年6月13日
  • Version 21H1…2022年12月13日
  • Version 20H2…2022年5月10日
  • Version 2004…2021年12月14日

 Windows10でバージョンの確認は、次の手順で進めてください。

Windows10の設定

 左下のWindowsボタンを押して「設定」をクリック

Windows10の設定内にある「システム」

 「システム」をクリック

Windows10のバージョン(設定>システム>詳細情報)

 最下部にある「詳細情報」をクリック

 後継について、Microsoftは「Windows 11 に移行することを強くお勧めします」と伝えています。

 マルウェアに侵入されないよう、Windows Updateまたはマイクロソフトの公式サイトからダウンロードするようにしてください。

 Microsoftの公式ブログは「サポート終了時期前にWindows10から移行できない状況があることも理解している」として、サポート終了後さらに3年間のセキュリティ関連のアップデートを受けられる「拡張セキュリティ更新(ESU)」を提供することを明らかにしました。

 ESU に登録された端末には毎月、セキュリティ更新が届く予定です。ただし、新機能や、顧客が要求するセキュリティ以外の更新プログラム、設計変更要求は対象外だといいます。詳しい価格などはサポート終了までに公表される見込みです。