東京都、中小企業向けにサイバーセキュリティの無料体験など提供
ランサムウェアなど中小企業へのサイバー攻撃も増えるなか、東京都はUTM(統合脅威管理)の無料体験やセキュリティリスクアセスメント調査分析などを受けたい中小企業を募集しています。事前説明会は2023年9~10月に計3回開催します。
ランサムウェアなど中小企業へのサイバー攻撃も増えるなか、東京都はUTM(統合脅威管理)の無料体験やセキュリティリスクアセスメント調査分析などを受けたい中小企業を募集しています。事前説明会は2023年9~10月に計3回開催します。
東京都の特設ページによると、中小企業サイバーセキュリティ向上支援事業とは、東京都内に主たる事業所を有し、サイバーセキュリティ対策への意欲を持つ中小企業のサイバーセキュリティ対策の向上を目指す事業です。
以下の2つのコースがあります。
東京都によると、UTM(統合脅威管理)とは、複数の異なるセキュリティ機能をひとつのハードウェアに統合した機器のことです。企業の社内ネットワークの出入口に設置することで、集中的にネットワーク管理ができる機能を持ち、出入口対策として、不正な通信を検知・ブロックすることが可能です。
UTM機器設置コースは、150社を対象に、UTMの機能を無償で3ヵ月間体験できる機会を提供します。UTM体験期間中にインシデントサポートセンター・オンサイトサポートの提供も受けられます。
このほか、サイバーセキュリティに関する基本方針や社内規程の策定などを支援し、中小企業自らが情報セキュリティ対策に取り組むことを宣言する「SECURITY ACTION二つ星宣言」までサポートします。
リスクアセスメントコースは、100社を対象に、企業におけるセキュリティに関する実態を調査し、専門家から今後の対策に向けて指導・助言するリスクアセスメント支援をします。
募集にあたり、東京都は参加無料で事前説明会を3回開催します。会場とオンラインのハイブリッド開催を予定しています。
第1回 9月6日14時~15時30分、ビジョンセンター西新宿
第2回 9月19日14時~15時30分、TKP東京駅カンファレンスセンター
第3回 10月3日14時~15時30分、TKPスター貸会議室 立川
申し込みは、東京都の公式サイトへ。
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