ITパスポート試験、生成AIのサンプル問題を公表 活用や留意事項など

IPA(情報処理推進機構)は2024年4月から「ITパスポート試験」に追加される「生成AI」について、サンプル問題を公表しました。システム開発における生成AIの特徴を踏まえた活用事例の知識を問う問題など3問が提示されています。
IPA(情報処理推進機構)は2024年4月から「ITパスポート試験」に追加される「生成AI」について、サンプル問題を公表しました。システム開発における生成AIの特徴を踏まえた活用事例の知識を問う問題など3問が提示されています。
目次
IPAの特設サイトによると、ITパスポート試験(iパス)とは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
具体的には、新しい技術(AI、ビッグデータ、IoT など)や新しい手法(アジャイルなど)の概要に関する知識をはじめ、経営全般(経営戦略、マーケティング、財務、法務など)の知識、IT(セキュリティ、ネットワークなど)の知識、プロジェクトマネジメントの知識など幅広い分野の総合的知識を問う試験です。
人間と対話しているような自然な文章や高クオリティな画像を生成する「生成AI」が、国民生活や企業活動に大きなインパクトを与えるなか、生成AIによる恩恵を享受してデジタル社会の実現を加速するためには、⽣成AIを効果的かつ安全に活用する必要があるとして、ITパスポート試験でも、2024年4月から生成AIに関する問題を追加することにしました。
出題に先立ちIPAの公式サイトで、生成AIに関するサンプル問題を3題公表しました。生成 AI の特徴を踏まえた活用事例や留意事項、基盤モデルについて問うています。
問1 3.
問2 4.
問3 3.
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